4月8日(土) 新国立劇場 オペラパレス

 

ヴェルディ/オペラ 『アイーダ』〈全4幕〉

 

指揮:カルロ・リッツィ

演出・美術・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ

照明:奥畑康夫

振付:石井清子

再演演出:栗國 淳

舞台監督:斉藤美穂

 

合唱指揮:三澤洋史

合唱:新国立劇場合唱団

バレエ:東京シティ・バレエ団

児童バレエ:ティアラこうとうジュニアバレエ団

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

 

《キャスト》

アイーダ/セレーナ・ファルノッキア

ラダメス/ロベルト・アロニカ

アムネリス/アイリーン・ロバーツ

アモナズロ/須藤慎吾

ランフィス/妻屋秀和

エジプト国王/伊藤貴之

伝令/村上敏明

巫女/十号翔子

 

1998年 新国立劇場 プレミエ

 

 

2018年から5年ぶりの再演

 

こけら落としから通算6回で新国立劇場・開場25周年記念となる公演

 

第1幕、第2幕は歌手に迫力がなくてがっかり

 

冒頭のシーンなど、ランフィスと端役の兵士のやりとりか思ったくらい

 

第2幕第2場の凱旋行進の場面は歌手云々関係ないので、存分に楽しめた

 

新国立のレパートリーの中でも桁違いにスケールの大きい舞台演出

 

そもそもここが見たくて見に来たのだから

 

この演出を見るなら、座席は絶対に下手側

 

大行進が上手奥から下手手前に向かって、延々と続いて入って来る

 

馬は1頭は真っすぐ駆け抜け、もう1頭の白馬は途中で1回転して出ていく

 

この白馬は最後に将軍ラダメスを乗せてもう一度登場

 

東京シティ・バレエ団のバレエもきれきれ

 

ソリストはキム・セジョンと清水愛恵

 

第3幕はラダメスが突然良くなって、びっくり

 

おれの出番はここからだと言わんばかり

 

同様に、第4幕第1場のアムネリスは素晴らしかった

 

役得なところもあるが、カーテンコールでも大喝采

 

アイーダは最後まで目立ったところなし

 

むしろ、アモナズロ、須藤慎吾の存在感があった

 

東京フィルは今日明日公演の二期会「平和の日」と掛け持ち