5月3日(火) ミューザ川崎 シンフォニーホール
【ホリデーアフタヌーンコンサート 2022】
奥井紫麻(ピアノ)
ショパン/24の前奏曲 Op.28
ドビュッシー/映像 第1集
ⅰ. 水の反映
ⅱ. ラモーを讃えて
ⅲ. 運動
スクリャービン/ピアノソナタ第2番 Op.19『幻想ソナタ』
第1楽章 アンダンテ
第2楽章 プレスト
ラフマニノフ/ピアノソナタ第2番 Op.36
第1楽章 アレグロ・アジタート
第2楽章 ノン・アレグロ
第3楽章 アレグロ・モルト
(アンコール)
ラフマニノフ/12の歌 ~ リラの花 Op.21-5
2004年5月生まれ、今年で18歳になる、奥井紫麻(おくい しお)
12歳でロシアへ留学、現在はモスクワのグネーシン特別音楽学校に在籍
初めて聴いたのは3年前でまだ14歳の頃
チャイコフスキーの1番の協奏曲を弾いて、ぼろぼろ泣かされた
その後なかなか機会がなく、昨年9月にモーツァルトの23番の協奏曲
ピアノ独奏(リサイタル)は今回が初めて聴く
当然、目当ての楽曲は後半のスクリャービンとラフマニノフ
と言っても、スクリャービン以外は曲自体が多分聴いたことがない
予想外に良かったのはドビュッシー
ダイナミックで楽器が良く響き、管弦楽曲(海)を聴いている様な密度
フランス風のニュアンスとは若干違うが、これはこれで大いに魅了された
この曲は元々プログラムにはなく、本人の希望で変更したとのこと
主催者側が客受けする曲でプログラムを組んでしまうのはありがち
しかも、当初は前半と後半が逆(ショパンがメイン)の順だったそう
そのショパンは得意そうにはやはり見えず
中盤以降の力強い曲が演奏スタイルに合っていた
スクリャービン、ラフマニノフは想像通りの充実感
特にラフマニノフの第3楽章はラストに相応しい壮大な演奏だった
ステージ上では冷静さを保ち、情感を体で表現する様なことはない
音楽に誠実に向かっている印象を強く感じる
アンコールは歌曲「12の歌」のピアノ版(第5曲は作曲者自身の編曲)