クリスティ/レザール・フロリサン:ヘンデル 『メサイア』 | なんでもクラシック頓珍館

なんでもクラシック頓珍館

全然アカデミックじゃない、感性の向くまま綴る音楽雑記帳です

10月14日(月) オペラシティ コンサートホール

【オペラシティ 2019-2020 主催公演】

 

ウィリアム・クリスティ(指揮)

キャスリーン・ワトソン(ソプラノⅠ)

エマニュエル・デ・ネグリ(ソプラノⅡ)

ティム・ミード(アルト/カウンターテナー)

ジェームズ・ウェイ(テノール)

パドライク・ローワン(バス)

レザール・フロリサン(管弦楽、合唱)

 

ヘンデル/オラトリオ 『メサイア』 HWV56

 

第1部 (メシア生誕の予言、降誕)

  第1曲 ~ 第21曲

第2部 (受難と贖罪そして復活)

  第22曲 ~ 第26曲

* * * 休憩

第2部 (受難と贖罪そして復活)

  第27曲 ~ 第44曲

第3部 (永遠の生命)

  第45曲 ~ 第53曲

 

 

 

   

Katherine Watson         Emmanuelle de Negri

 

    

Tim Mead              James Way

 

    

Padraic Rowan           William Christie

 

 

第2部の途中、第26曲“私たちは皆、羊のようにさまよって”までで休憩

 

演奏時間は賞味前半75分、後半65分

 

変則的だが、切れ目としては音楽的にも内容的にも、まあまあ納得できる

 

演奏そのものは、こんなの聴いちゃっていいのか?、というくらい最高

 

今後、他のどんな団体を聴いても満足できなくなってしまいそう

 

器楽はもちろんノン・ビブラート、人数は少ないが音量は十分

 

1V.5、2V.5、Va.4、Vc.3、Cb.1、管2(Ob、Bn、Hr、Tp)、ティンパニ

 

通奏低音(Vc.1、Cb.1、ハープシコード/オルガン)

 

ハープシコードとオルガンのコンソールは直角に置き、楽譜を乗せ替えながら演奏

 

バロック・トランペット独奏はめちゃうま(第48曲“トランペットが鳴り響くと”)

 

合唱はソプラノ8、メゾ2、カウンターテナー3、テノール5、バス6

 

国内外の合唱団で今まで聴いたことのない力強さ

 

ハーモニーの美しさというのとは少し違う印象を受ける

 

歌手ではソプラノの二人のタイプが異なるのが興味深い

 

ソプラノⅡのネグリはやや細身で清楚な声

 

ソプラノⅠのワトソンはふくよかで母性的な声

 

ソプラノⅠは“主の栄光”(第1部)と、“平和の福音”(第2部)で歌い方を変えていた

 

優しさに満ちた後者(第2部)に好感を持った

 

男声(カウンターテナー含む)では、強さのあるテノールが少し抜けている?

 

まあ、比較したところで意味がないレベル

 

やや物足りない点は曲自体

 

「天地創造」や「エリア」と違い、メサイアにはストーリーがあるのかないのか

 

オラトリオとしては、泣きのツボがない

 

これは宗教(キリスト教)に対しての関心の薄さによる、個人的な問題

 

 

自席は3階C1列(A席、12,000円)

 

隣の席のおやじは演奏が終わると拍手一つせず、席を立ち帰ってしまった

 

演奏中も落ち着きがなかったし、なんなんだありゃ

 

 

 

レザール・フロリサン Les Arts Florissants (1979年設立)