クス・クァルテット:ベートーヴェン・サイクルⅣ | なんでもクラシック頓珍館

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全然アカデミックじゃない、感性の向くまま綴る音楽雑記帳です

6月11日(火) ブルーローズ

【サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2019】

~ クス・クァルテット ベートーヴェン・サイクルⅣ~

 

クス・クァルテット

 

ヴァイオリン:ヤーナ・クス

ヴァイオリン:オリヴァー・ヴィレ

ヴィオラ:ウィリアム・コールマン

チェロ:ミカエル・ハクナザリアン

 

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番 イ短調 作品132

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 作品130 『大フーガ』 付き

 

 

サイクル3回目の後、宗次ホール(名古屋)での1公演を挟んで4回目

 

(宗次ホールのプログラムは今日と同じ、15番、13番)

 

基本的には、サイクル2回目(最初に聴いたとき)と印象は同じ

 

楽器の鳴りに依るのかどうか分からないが、ややくすんだ音色

 

間を持たせたり、長めのパウゼなど、特徴のあるスタイル

 

しかし、演奏そのものは、前回、前々回より相当こなれて来た

 

番号順ではなく、作曲順というコンセプトで先に15番を演奏

 

この演奏が良かった

 

特に第2楽章が良かった

 

第5楽章(終楽章)の哀愁ある旋律には目頭がじんわり

 

あえて言えば、第3楽章の後半息切れしたのは勿体なかった

 

13番の演奏も良かったが、15番に比べるとくせが強い

 

個性が出て良いと感じるか、マイナス面を感じるかは微妙

 

第2楽章はかなり速め

 

第5楽章(カヴァティーナ)は渋い味わい

 

ここでも少しじんわり

 

第6楽章(大フーガ)は熱量が高かった

 

音楽的なリーダーシップは2nd.ヴァイオリンのオリヴァー・ヴィレ

 

こうなれば、最終回の14番、16番にも期待が高まる

 

自席は下手のステージサイド

 

新日フィルの西江王子と長谷川さん(チェロ)が、お二人一緒にご来場

 

王子はやっぱり絵になるなあ

 

 

 

クス・クァルテット Kuss Quartett (1991年結成、ベルリン)