5月30日(木) サントリーホール
【KAJIMOTO ワールド・オーケストラ・シリーズ 2019】
大和証券グループ Presents
アンドリス・ネルソンス（指揮）
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ブルックナー／交響曲第5番 変ロ長調
第1楽章冒頭のインスピレーションで、おぉ、これはやってくれそう
と思ったものの、その後は地道
なんとなく、ハイティンクみたいな・・
こういうのは、そのまま（つまらないまま）終わってしまうか
後から、じわじわくるか、どっちか
指揮の振りは少なく、視覚的にも訴えは弱い
第2楽章までは淡々と進む
突然テンポアップした、第1楽章コーダでぐっと来たくらい
第3楽章は面白かった
ネルソンスらしい感性がようやく出てきた
特に、短い中間部での揺らめきは音楽的
ここは指揮の振れ幅もたっぷり
第4楽章はギヤを入れ替え、推進力を増す
最終盤でさらにがくっと加速し高揚感を与えた後、堂々たるコーダへ突入
それなりに、カタルシスは得られた
ブルックナーで真価を発揮するには、まだまだこれからかな、と思ったりも・・
楽章間入れて、77分くらい
ホルンのトップが一昨日とは別の人
意外とちょこちょこミスが多かった
ブラームス、チャイコフスキー、ブルックナーと三夜とも、ホルンが振るわない
良かったのは、ティンパニ、オーボエあたり
第2ヴァイオリンの後方の奏者の熱量が高い
アカデミー生か何か、エキストラで帯同して張り切っている？
というのは、邪推
隣りの席の年配の男性がお手振り（膝上指揮者）
う～～ん 
もやもやしたまま、帰路へ
客入りは1,600とのこと（キャパの80％）
自席はPブロック6列下手（D席 13,000円）
アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons （1978-、ラトビア）