(本)書店主フィクリーのものがたり|ガブリエル・ゼヴィン | なんでもクラシック頓珍館

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『書店主フィクリーのものがたり』

 

ガブリエル・ゼヴィン|著

小尾芙佐|訳

 

ハヤカワepi文庫(2017年、単行本2015年)

 

2016年の本屋大賞、翻訳小説部門1位

 

原作は2014年の作品

 

 

昨年末に文庫化され書店に平積みされていたもの

 

今頃になってようやく読みました

 

内容紹介(下段参照)から、てっきり子育て奮戦記かと思ったら違いました

 

子供は特段の描写もなくいつの間にか育ちます

 

作品のプロットはなかなかトリッキーで巧み

 

あるエピソードが一括りで終結し、物語中では一旦忘れられる

 

読み進むと、思わぬところで以前のエピソードに話しが繋がる、というパターン

 

途中、メロドラマ風になる所はサービス?、直ぐに本筋に戻ります

 

読み終わってみれば、心温まるお話しというより、むしろ、上質なミステリーという趣き

 

先の展開の想像がつかないので、飽きずにどんどん読めます

 

著者のガブリエル・ゼヴィンは、1977年アメリカ生れの女性作家

 

 

《内容紹介》

 

島に一軒だけある小さな書店。偏屈な店主フィクリーは妻を亡くして以来、ずっとひとりで店を営んでいた。ある夜、所蔵していた稀覯本が盗まれてしまい、フィクリーは打ちひしがれる。傷心の日々を過ごすなか、彼は書店にちいさな子どもが捨てられているのを発見する。自分もこの子もひとりぼっち ――フィクリーはその子を、ひとりで育てる決意をする。