7月25日 ミューザ川崎 シンフォニーホール
【フェスタサマーミューザ 2017】

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

指揮:村上寿昭
ヴァイオリン:有希=マヌエラ・ヤンケ*
コンサートマスター:三上亮

ヴィヴァルディ/『四季』
ヘンデル(ハーティ編)/組曲『水上の音楽』
バッハ(マーラー編)/管弦楽組曲


午後半日休暇を取ってミューザへ

東京シティ・フィルは土曜の定期から中二日

今日は “四季” が素晴らしかった!

きっちり仕上げて来ました

有希=マヌエラ・ヤンケは昨年のストラディヴァリウスコンサート以来

ほんとに良い音(好みの音)がします

春の冒頭、オーケストラと一緒に弾き出した瞬間、背中がぞくぞく

小編成のオケも素晴らしい合奏精度で一点の濁りもなし

シティ・フィルの弦楽器はやっぱり上手い

楽曲解釈については語るすべもなく、ざっくり省略

あとで、詳しい方のを拝読させて頂きます

こんなに綺麗な演奏だったら、何度聴いても良いですね

オケの編成は、4-3-2-2-1+チェンバロ

先日のハーゲンQで隣り合わせたお客さん曰く

ストラディヴァリウスを本当に鳴らせる人は、他の楽器でも遜色ない音が出せる

逆に言えばストラディヴァリウスをちゃんと鳴らせる人は少ない

なるほどな、と思いました

後半はオーケストラの編成がぐっと大きくなります

弦の音は人数が増えても濁らず、透明

それでいて線が細くならず、艶やか

比べては失礼ながら、一昨日聴いたOEKの不味いアンサンブルとは大違いです

今年のフェスタの中では地味なプログラムですけど、オーケストラの実力は誇示できたでしょう

“典雅なるバロック名曲集” という演奏会のタイトル通り、良質で心地よい二時間でした

公平を期すため追記すると、フルート、トランペット、ティンパニは客演奏者

正規組のホルンは出番一曲だけなんだから、もう少し頑張ってもらいたかったなぁ

自席は1階5列目少し右

平日マチネにしては、客入りはまあまあ