2月25日に肺の外科手術(開胸手術)を受けてから今日で37日
術後1か月あたりから、切った側の胸から背中一帯にかけて痛みが強くなり、
外科の診察時に訴えると、ペインクリニック(麻酔科)へ回された
そこで、麻酔科医に一通り症状を説明し触診をしてもらったところ、
開胸術後疼痛症候群(PTPS, Post-thoracotomy pain syndrome)です、との診断
開胸手術を行った人の25~50%がなり、そう珍しいものではないとのこと
なので、外科的には仕方ないということのよう
術後1か月くらいすると、手術創は修復されて周囲の痛みはほぼなくなり、
その代わりに切った際に損傷した神経の過敏反応による痛みが顕著になるらしい
神経の痛みのスイッチは一度入ると基本的には治らない(難治性)で、
高周波パルス療法(PRF, Pulsed Radiofrequency)という、
痛みの伝達をブロックする治療法が第一選択
施術自体は1時間もかからず、一応、手術室で行う
最初に神経ブロック(麻酔)を行い、それが効いているうちに、
胸髄神経節(脊髄から左右に神経が枝分かれして出ていく途中にある節)の横を狙って
電極針を何か所か刺し、高周波パルスを6分×3回流す
これによって、痛みの回路のスイッチをオフにするというもので、
細胞レベルの働きの変化が表れ、効果が出るまでには1~2週間かかるとのこと
実際、先週の金曜日に施術してもらって、今はまだ全く効果が実感できない
効果が出た後は、数か月続く人と、1か月程度で戻ってしまう人、個人差があるが
1回(1クール1か月)を3回繰り返す、3か月の治療が標準的とのこと
実際になってみないと分からないが、神経の痛みっていろいろあって結構きつい
ひりひりする痛み、ズキズキする痛み、鋭く走る痛み、鈍くてドーンとした痛み、
思わず「いたたたたっ」と声が出てしまうほど痛かったり、
痛くて寝れない晩があったり、天気の影響など、日によっても痛みの強さが違う
開胸術後疼痛症候群(PTPS)なんて病名はもちろん知らなかったし、
手術前に、割と出る人が多い(2~4人に1人)という説明もなく
全くの想定外だった