なんでもクラシック頓珍館

なんでもクラシック頓珍館

全然アカデミックじゃない、感性の向くまま綴る音楽雑記帳です

5月23日(土) サントリーホール

日本フィルハーモニー交響楽団 東京定期演奏会[土曜]

 

指揮:アレクサンダー・リープライヒ

チェロ:佐藤晴真

 

ハイドン/交響曲第44番『悲しみ』ホ短調

三善 晃/谺つり星『チェロ協奏曲第2番』 

武満 徹/群島 S.

リヒャルト=シュトラウス/交響詩『死と変容』

 

 

先週と同様、サントリーホールで日フィル

 

定期演奏会は昨年4月~今年4月まで一度も行けず、久々の復帰

 

大きな手術を行ったおかげで、以前悩まされた変な咳は全く出なくなった

 

 

今回の定期、テーマは『生と死』なんだろうけど

 

ハイドンはともかく、三善に武満、それに苦手なシュトラウス

 

勝手に『修行』プログラムと名付けて聴きに行った

 

そういうのも、定期会員の務めだから・・・

 

ハイドンはリープライヒらしく、切れ味よく、オーケストラの音も良くて快適

 

三善は前半、あー、これ同じ感じでずっと続くのか~ と予想通りの修行の展開

 

でも、曲の後半はがぜん盛り上って面白かった

 

晴真のチェロも気合が入っていた

 

武満は楽器編成と配置が特殊

 

舞台上に3群、弦と木管(オーボエ)と打楽器 ~ 金管 ~ 弦と木管(フルート)と打楽器

 

客席の右左にクラリネットが1人ずつ、計5群ということらしい

 

特にクラリネットがどこから音がしているか分からなくて効果はあった

 

曲そのものは、まあ、例の武満の響きが延々続くわけだけど

 

途中、ホルンとトランペットの独奏(オケなしのカデンツァ)があったり

 

まあまあ面白かった

 

リヒャルト=シュトラウスの交響詩はとにかく何度聴いても分からない

 

なんの景色も浮かんでこない

 

という点では、ドン・ファンと、死と変容はまだ分かる方

 

武満の後、大掛かりな配置転換があって、その間に指揮者のトークがあった

 

通訳の方が思いっきり端折ってて、ちょっと笑った

 

リープライヒはミュンヘンのR.シュトラウス協会の会長だとか

 

リープライヒ自身がシュトラウスの音楽をどう解釈しているか、の様な話しはなし

 

実際の演奏は、期待(想像)したほど、即物的ではなかったが

 

でもまあ、感情に流されるようなこともなく、スコアの再現性は高かったのかな

 

とか、勝手に納得している

 

オーケストラの演奏自体は後半少し乱れもあったような気がするが、十分合格点

 

日フィルの弦って、音色に温もりがあって、だけどそんなに厚みはない

 

と思っていたけど、最近はそうでもなく、厚くて、とてもよい音を出す

 

 

ずっと、金曜夜の会員だったけど、夜に出歩くのは、病み上がりの体力的に無理

 

なので、この4月(4月は行けなかった)からは土曜のマチネ

 

座席はほぼ同じ場所で、周囲の人たちは、まあ当たり障りない感じでよかったかな

 

次回は、6月6日、広上の指揮でコープランドの交響曲第3番

 

先週よりいくらかましになったような気もするが、やっぱりまだ出歩くとどっと疲れる