九死に一生を得た後に想うこと | 職人横丁

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暫くぶりにブログを書きます。もう今年で私は77歳になります。人生いろいろですが、早いものですね・・・!昨年暮れに私は大怪我をしましたが、息子の判断、病院の先生、救急の判断で

九死に一生を得ました。本当に感謝しています💖

私の少年期は敗戦後の貧乏の時代でした。学校の勉強もせずに野山を駆け巡っていた少年期、

これが自由な発想や想像力の源と今でも思っています。私は五島列島の富江町で小学3年生まで過ごし、その後、父親の仕事の関係で長崎市に移転しました。五島では1年間ばあちゃんと2人で暮らしましたが、私の人生でこの時期に得た経験が今でも役に立っています。

長崎では戦後の教育制度改革で平等、平和、自由について教育されましたが、それよりも増して

学歴偏重や格差社会に突入した時代でした。当然、私は学力が低く、長崎の生徒にはついていけませんでした。やっと中学生で何とか人並になりましたが、この頃、人生について大いに悩み苦しみました。でも、野山を駆け巡っていた少年期や、ばあちゃんと過ごした日々が後の人生に大きな影響を与えるのです。戦後の改革で民主主義で改善されたこともありましたが、教育制度の影響が、たくさん出てきたように思いますね~~~!

人には学力では測れない何かがあるはずです。IQが高い人、技能に向く人・・・等々いろいろです。教育制度の改革には数十年かかると思うので今の若い人に希望を持ちたいものです。

今回は五島市富江町の「サンゴ加工職人さん」を紹介します。