ニューヨーク市場は
ダウも ナスダックも 大暴落。
そして 日経平均先物は マイナス1411円です。
東京市場が開くのが、怖い感じです。
日銀が、政策金利を0.25上げましたが
疑問が残るところがあります。
・日銀が政策金利を発表する前に0.25上げる情報が漏れたこと(これは諸外国ではありえないことです。情報管理が甘い)
・日銀は、物価の番人、景気の番人、雇用状況等の番人。政策金利を上げるには、根拠が無くてはなりません。本来であれば、景気が過熱しているから、政策金利を上げる という根拠がなければなりません。しかし今の日本経済が景気が良くて過熱している状況にあるでしょうか?植田総裁は、どの経済指標を見て景気が過熱していると判断したのでしょうか?このことは聞いてみたいです。
・日銀(国の中央銀行)は独立した機関です。政治家が 円安是正をすべきという圧力によって政策金利を決めるべきではありません。今回の利上げは圧力に屈したのではないかと思います。
・個人の感想ですが、利上げをするタイミングが1年半 遅かったと思います。本来で言えば、黒田総裁が退任する段階で利上げをしておくべきでした。
昨年半ばから、個人消費が低迷していて、今は経済が元気という状況ではないからです。
個人消費は低迷し、頼みの綱はインバウド需要のみ。とても景気が良い状況ではありません。
・日銀による ETF購入による株価の維持 や 為替介入・・諸外国の中央銀行では禁止されています。市場に介入し過ぎて公平性を損なうからです。
結論として
今の日本の中央銀行は、とても先進国のレベルではない。
・情報管理の甘さ
・独立性が保たれていない。政府の言いなりに動く
・やるべき仕事をせずに(物価の番人、雇用状況の番人、経済の番人)やる必要のないことをやっている(為替介入等)
後進国レベルの中央銀行 ではダメですね。
株式市場の暴落以前に 感じていたことを書いてしまいました。