パン作り悠々自適 -55ページ目

捏ねない理由

まだまだ期末決算で忙しい日々です。


日常の慌しさに加え、休日出勤も増えてくると

なかなかパン作りに邁進できない日々となります。


そんな多忙な状況が続くと、ついつい本を読むことで

パンを焼けない状態を解消しようとして、

高価な本でも、買ってしまうこともあって。



ここ最近の通勤電車内での読書本。



酵母から考えるパンづくり


  シニフィアン・シニフィエ   志賀 勝栄


   3,500円(税別)  柴田書店


パン作り悠々自適



この本は、趣味で楽しむような範疇を超えていて


プロのために、プロが書いた本という感じでしょうか。


レシピもありますが、分量や材料もプロ用のレシピ


なので、そのまま自宅で試すようにはなりません。



でも、こんなプロ用の本にもいろんな大事なヒントが


書いてあるものなんです。



今年の目標の一つでもある


  バゲット修業


メリッとしたエッジのあるバゲットを焼きたいし、


中はボッコボコの気泡のあるバゲットになって欲しいし



そのためにも、バゲット100本作りという修業を


自らに課しておりますが、さすがにバゲットだけは


なかなか上達できませんね。あぁ~難しい。


この本の中でバゲットの解説部分に


なぜ気泡がボッコボコのバゲットが出来るのか?という事が


書いてあります。


気泡が粗く、不揃いなのは、低ミキシングのため


グルテン膜が均一に繋がっていないから。


気泡が粗くなるにほど気泡膜は厚くなり、ひきのある


強い噛み応えを生む。』


と、あります。


そっかぁ~


バゲットはほとんど捏ねないし、捏ね上げ温度も低くなるように

仕込みますが、なぜ?だかは知らなかったんです。


多分同じようにパンチも強くやりすぎたり、回数が多いと

必然的にグルテン膜が強く、細かくなっていくので

不揃いな気泡が出来にくいのかもしれません。


こうしてみると、フランスパンはあまり捏ねないという理由も

わかってくる気がします。


この本は、私からすると随分と高価ですが、この一文があるだけで

お値段以上の情報が手に入ったと思っております。


これでまたバゲット修業を頑張っていかなきゃね。



あと、この本には

なぜイーストの量を減らすと、味の違った美味しいパンが出来るのか?

というような事も書いてあります。

この点もフムフムと納得しながら読んでおります。



こうやって、さらにパン作りの知識を学ぶと、


実に奥深いものだと感じますね。







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