京都・東山の泉涌寺に行きました。
舎利殿が特別公開されていて、
天井に描かれた赤い雲龍図(狩野山雪筆)を見ることができました。
久しぶりの泉涌寺だったので、

「上ったり下ったり、なんだこの面白い地形」

とか

「こんなにも御陵や墳墓があったんやな」

などいろいろ新鮮でした。
中でも最も新鮮だったのが、楊貴妃観音像のところで、

「仏様の口元にある髭のような線はひげではありません。
 お話しをされている口の動きを表現したものです」

という説明書き。
これまで仏様の口元にあるのは口髭だとずっと思っていたので、

「楊貴妃は現世では女性だったけれども、 
 仏様とされた今、中性の存在として口髭がついちゃうわけやね」

と受け入れていたら、前述のような説明があって、

「そうやったんかっ!」

となったわけです。
一瞬でも

「鬚ガールみたいやな」

と思った無知さを許していただきたい。。。


  ※ ‟パリジーノ・アトリエ・ドゥ・ママン”のガレットデロワ。

    とっても美味しかった。