トイレタンクから微かにではありますが、
「ポタポタ」とか「シュ~」といった異音がしていることに気がつきました。
タンクの上部を外して中を確認したところ、
水位が若干下がっていることがわかり、また、便器内をじっと見ていると、
わずかに水がチョロチョロと流れている状態であることがわかりました。
「栓に問題あり」
と判断し、タンク内の水に手を入れ、栓の役割であるゴム玉をグッと押してみると、
指先にヌルッとした感触があり、それと同時に、
墨汁を落としたかのように水が真っ黒になっていきました。
「なんじゃこりゃぁぁ」
と焦りつつも、グイグイッと2度ほど押したところ、
便器内のチョロチョロが止まり、手を入れたことで水位が上がっているためか、
「ポタポタ」と「シュ~」も止まりました。
「この部分をどうにかすれば解決するようだ」
と思い、ネットで調べたところ、
「ゴム玉のぬめりは劣化の証」で、「ゴム玉の交換で音も流水も止まる」、
「ゴム玉交換は自分でできる」ということがわかりました。
「ならば」と後日ホームセンターにゴム玉を買いに行き、
添付されていた説明書に沿って作業を進めていったのですが、
説明書のように部品がすんなり外れてくれない場面が出てきました。
「もっと力を入れて回せば外れるのだろうか。しかし、これはプラ素材。
経年劣化で脆くなっていて折れる箇所がでるかもしれん。
そうなったら、タンクの内部ごと交換、いや、このタンクはかなり古いから、
もはやタンクごと交換するしか…ということになるのではないか」
とビビってしまい、2時間あまり手間取った挙げ句、
結局メーカーさんに修理依頼をかけることになりました。
後日来てくれた技術屋さんによると、私が格闘した部品は、
「簡単に外せるようになっているが、慣れていないと力加減が難しい」
というものではあるらしい。
ネットでは、我が家と同じタンクではないとはいえ、
何人もの人が自分で交換していたので悔しい気持ちはありますが、
「やっぱりお任せしてよかった」と思った次第です。
※ どこだったかの紅茶シフォンケーキ。