猛暑のある日の昼間、どうしても買い物を済ませておきたい事情があり、

「ついでに1Lアイスクリーム買って帰って、器に山盛りにして食べる」

を原動力に自転車をスーパーへと走らせました。
ウキウキでアイスクリーム売場に行くと、
お目当てのアイスクリームがいつも並んでいた棚が空っぽで、無情にも、

「船便遅延につき入荷しておりません」

という趣旨を書いたプレートが置かれていました。
その場で崩れ落ちそうになりましたが、
今まで食べたことのないアイスクリームを見つけたので、それを買うことにしました。
その商品は1箱8本入りのアイスクリームで、

「何本も食べたら満足いくわ」

と思ったのですが、1本30mlは思っていたよりはかないものでした。
「美味しい」という点では満足したのですが、
1本すぐに食べ終えてしまうので、「たっぷり」感が味わえないのです。

「あら、もう終わっちゃった。もう1本いっとこ」

を何度も繰り返すことになり、何度も立ち上がり台所に向かうという動作が、
食べたことをなかったことにしてしまうのか。(←絶対違う)
とはいえ、その動作が面倒臭くなり、
5本で止めることができたという点は、身体にとってよかったかもしれません。


  ※ ‟中西ピーナッツ”で食べたアイスクリーム。
    メープルの甘さとナッツの香ばしさが美味しかった。