正午過ぎ、空腹状態で家へと自転車を走らせながら、

「家に着いたら、あれやってこれやってからのおひるご飯で、
 昨日買ったドーナツを食べよう。初めてのお店(パン屋)のやし、楽しみや~」

とウキウキしていたら、家まであと数十メートルといったところで、
「KEEP OUT」の黄色いテープに行く手を遮られました。
すぐ傍に誰もいなかったので、テープをくぐり、そこで出会った消防隊員に、

「自分の家がここから先にあるのだが、通行することはできないのか」

と尋ねたところ、どの辺りの家なのかを聞かれ、説明すると、

「ガス漏れで危険なので、この道は通行できません。
 できれば迂回してみてください。その辺りなら入れるかもしれません」

とのことで、別のルートから我が家にアプローチすることになりました。
消防隊員に声を掛けた地点は、ものすごくガス臭く、
その周辺の住民と思われる人達が少し離れたところにたむろしていたので、

「うわ~、私ん家も避難対象区域に入っていたらどうしよう」

と思ったのですが、その「どうしよう」の後に浮かんでいたのが、

「お昼ご飯食べられへんのか?あのドーナツお預けになるんか?」

だったことに、

「『私は大丈夫バイアス』がひどいな」

と気づき、ゾッとしました。
私たぶん、凡ミスで命を落とすタイプや。。。


  ※ ‟ヨックモック”のピスタチオクッキー。シガールの抹茶味も美味。