振り込め詐欺に遭った場合に,


弁護士に相談すれば,


口座を凍結できる




という話をしています(大半の人にはどうでもいい話かもしれませんが。)。




そして,司法書士さん,行政書士さん,社会保険労務士さん,などではなく,


 弁護士に,


 証拠を持って,


 すみやかに,


相談に行きましょう,という話をしました。




では, 警察には相談に行かなくていいのでしょうか?





答えとしては,行くべきです。行くべき。


刑事事件ですから。




では,いつの時点で警察に相談すべきでしょうか??




これは悩ましいですし,正解はありません。



私の個人的な意見を述べますと,



 ・まず弁護士に相談


 ・その後,警察に相談



がいいように思います。





なぜかというと,一言で言ってしまうと,警察の仕事は,犯人を捕まえることであって,被害者にお金を取り返すことではない,ということです。



ちなみに,警察のメリットは,やはり権力があることですかね。,


例えば,

弁護士は,振り込んだ先の口座しか凍結できませんが,警察であれば,権力ありますから,振り込んでない犯人側の他の口座についても,もしあれば凍結してくれます。



ただ,

警察も多忙です。


警察にもちこまれる事件は,それこそ星の数ほどあります。

その中で,刑事さんは,これ,というものを事件として選んで捜査をします。



たとえば,振り込め詐欺にあって警察に行っても,被害の申告を受け付けてはくれますが,実際に,自分の事件を,事件化して捜査を進めてくれるとは限らないからです。


簡単に言えば,詐欺グループによる被害者が,AさんからZさんまでいるとき,

「被害者Aに対する詐欺事件」

「被害者Bに対する詐欺事件」

 ……

「被害者Zに対する詐欺事件」

の中で,自分の事件をメインに捜査を進めてくれるとは限りません。



自分の事件をメインに捜査を進めてくれるとなれば,警察は本当に迅速に対応してくれます。

口座を手早く凍結したり,犯人からの郵便物の指紋をとったり…。


しかし,そうでないと,なんだかあんまり動いてくれません(体験)。




なので,ご自身の被害回復を第一に考えたときに,


まずは,


   弁護士に相談 ⇒ 口座凍結


を先にしておき,それから弁護士と共にじっくりと警察に相談,というのがいいように思います。


弁護士と一緒の方が,警察も話を聞いてくれますしね。





刑事弁護をしているときに対峙する刑事さんは好きではありませんが,


被害者側の代理人をしているときに刑事さんは,本当に心強くて,頼もしいですね。

頭が下がります。







遅めの夏休みをいただき,国外逃亡します~