「さんさんと輝 く陽光のもとに生きられるものを実在によって映し出される影の中で生きている者が多すぎます。安定性と落ち着きと自信をもたらしてくれるはずの知識を欠くがゆえに煩悶の絶えない人、内なる嵐に苛まれ続けている人が多すぎます。」
なにをそんなに急ぐのか、なにをそんなに悲観したり、所詮ダメなものはダメなんだとあきらめてしまうのか。みんなこの世の地上の時間、地上の見え方がすべてと思っているからです。「知識」はそれに縛られるなと説きます。
「わたしどもがこの地上という物質の世界にもたらしたいのは、その霊的実在についての”知識”でございます。それによって地上の子等が真実の自我を理解し、あなたとのつながり、および同胞とのつながりについて理解し、愛の絆は死によって切断されることはなく、情愛によるつながりも血縁によるつながりも、死後もなお存続するものであることを知ることになりましょう。」
根本として霊的存在であるゆえに、わたしたちは死後も生き続けます。そうとわかれば、今からその時間感覚で生きることができますし、そうするうちに次第に地上世界がそのまま霊的世界であるようにも思えてきます。焦ることも悲しむことも諦めることも必要ありません。永遠の時間をかけて理想を目指せばいいのだとわかるのですから。
(「THE SPIRIT SPEAKS」1章(祈り))