日本語では霊魂という表現で区別しない場合もありますが、霊的真理においては区別があって結構重要です。今日引用する箇所を読んで自分の理解が真逆だったので書いておこうと思います。
「問題は用語にあります。言語を超えたものを説明するための用語を見つけなければならないので厄介なのです。
魂と霊の違いがその好例です。使用する際にはどういう意味で使用するかを明確にしないといけません。ここでは単純に、魂とは無限なる宇宙の大霊から出た分子、粒子、神性ということにしましょう。そして霊とはその魂の媒質です。
それが肉体から分離すると地上時代よりはるかに自由自在に機能を発揮するようになります。肉体は物質でできています。それが霊の表現を制約しているのです。」
「あなた方は霊をたずさえた魂であり、それが肉体を通して自我を表現しているのです。」
(「シルバーバーチの霊訓10」7章)
魂(ソウル)がその人の本質。しかしそのままだと形がなく、自身を表現することができないので、そのために必要な服(霊体)をまとうことになります。その服を着た状態が霊(スピリット)です。そして、その霊が特に地上にあって自己表現するために、さらに鈍重な肉体をまとうことになります。それが目に見える私たちということです。