領域とか側面とか言葉の使い分けが正確かどうか自信がないので、もう少し説明させていただくと、「あの世」=霊界は地上世界とは別個に広がっている世界ではないということです。それは私たちの地上世界と決して離れることのない世界の側面に過ぎず、それをただ私たちが認識できないために区別して考えてしまっているだけだということです。私たちの住む世界であればどこでも、霊界もセットでついてくるということです。

「死後の世界とは、要するに今生活している世界の目に見えない側面、耳に聞こえない側面のことです。死んでからではなく今の時点で霊の世界に住んでいるのです。死んでからそこへ行くのではありません。今いる場所に霊界があるのです。その世界の波長ないし振動、その他どう呼ばれても結構ですが、それをキャッチするための霊的感覚を発揮しない限り、それが認識できないというにすぎません。別個の世界ではないのです。宇宙全体を構成する不可欠の側面であり、地球もその小さな一側面にすぎません。」(「シルバーバーチの霊訓10」5章)