善悪や正誤のようになんでもオールオアナッシングで区別するのは大間違いのもとですが、霊的真理においてこれだけは間違いない区別というのが光か闇かの区別です。

 光はいついかなる時も真理であり神であり愛であり善です。一方、闇はその反対というよりも、光から遠く離れている状況です。

 私たちは自分の浅薄な判断で善悪、正誤を決め付けるのではなく、常にこの絶対的な光に照らして修正していくことで正道を歩んでいくことができます。

 地上にあって私たちの暮らしは多かれ少なかれ闇の勢力との戦いです。ひたすら真理の光に照らして、それをナビゲーションとして勝利を勝ち取って行きましょう。

「その時点で正しいと思われたことをなさればよいのです。ただし、これが正しいということに確信がなくてはいけません。動機が純粋であれば、その後に派生してくるものも善へ向かいます。万が一動機が間違っていたことに気が付かれれば、その時は自分が責めを負えばよろしい。が、戦って破れ、しかも動機にやましいところがなければ、もう一度気を取り直して戦いを挑むのです。」

「いま挑んでいる戦いは、あらゆる戦いの中でも最大の戦いではないでしょうか。無知と愚行と利己主義と迷信ーーー光明に逆らう闇の勢力すべてとの戦いです。抑圧と残虐と略奪と無用の犠牲に対する戦いです。ぜひとも勝たねばならない大規模な戦いです。」

(「シルバーバーチの霊訓8」7章)