「あまりに多くの人間が内部の霊性が十分に準備ができていないうちに、つまり熟しきらないうちに肉体を捨てています。」

 なぜこういうことになってしまうのかというと、一番の大きな理由は霊的無知ですが、少なからず身体を適切に管理できていないことも原因です。

「霊的なことにのみこだわって身体を具えた人間としての義務を怠ることは、身体上のことにばかり目を奪われて霊的存在としての責務を疎かにするのと同じく、間違っております。両者が完全なバランスが取れていなければなりません。その状態で初めて、この世にありながら俗世に染まない生き方ができることになります。つまり身体は神聖を帯びた霊の”宮”として大事にし、管理し、手入れをする。すると成長と進化の過程にある霊が身体をとおしてその成長と進化の機会を与えられる、ということです。」(「シルバー・バーチの霊訓3」13章)

 私の好きな言葉で最近ではほとんど座右の銘にもなっているのが、”人間は動物である”です。人間は体を動かしてなんぼです。座ったままだと早死することが科学的にも証明されています。めんどくさいことでもどんどん体を動かすのがいいのです。