今日は風が強い。どこまでも続く雲の濃淡が風に吹かれて刻々と変化する様子を見ていると、いつの間にか自分も空中を漂っている気分になります。こういう天候の時が自分の場合いちばん詩情を掻き立てられるようです。光の加減か湿度か風の心地よさのせいでしょうか、世界は至る所どこまでも深く、好奇心も湧き出てくるようです。
見方によったらこの世の中は面白いことだらけですよ。私がちゃらんぽらんだからそう思うのかもしれませんが。
昨日は阪神が負けそうだったのでテレビのチャンネルをカチャカチャと変えていたら心霊写真特集をやっていました。自殺した女性の叫んでいる様子が写っていました。人はなぜ自殺するんでしょう。見方を変えられれば世界はいつも面白いことであふれているのに。精神が自由を取り戻せれば容易にそのことに気づくと思われるのに。
とはいえ戦争が続く今、地球の大気も悲しみと苦しみに満たされがちです。このようなときこそ人々に霊の真理が伝えられねばなりません。
「大変な数の人間が無知のまま、あるいは誤った信仰をもったままやってまいります。無知と偏見、これは私たちが闘わねばならない双子の敵です。地上の皆さんはひたすらに真理を広め、知識を広め、叡智を広め、光明を広め、一人でも多くの人の心に感動を与えることです。」
(「シルバー・バーチの霊訓3」2章)