本当の自分とは、親や教師や他人から押し付けられたものではなく、欲望を充足するための主体ではなく、脳による創作物ではなく、従って身体能力や財産によって縛られるものではなく、死んだ後も存続すると思われる意識体のことであり魂とも呼べるものです。
この本当の自分を見出すことが地上人生における大きな課題です。
「魂の真の満足は内的な静寂と輝きとなって表れます。すなわち真の自我を見出したことから生まれる魂の平安と自信です。魂がその状態になった時を”悟った”というのであり、”神を見出した”と言うのです。そうなれば人生のいかなる苦しみにも悲しみにも負けることはありません。なぜなら悟りを開いたあなたは、いついかなる時でも神の兵器庫の扉を開けることができるからです。」
(「シルバー・バーチの霊訓1」11章)