「私どもは、いくらあなた方のことを思ってはいても、あなた方が重荷を背負い悩み苦しむ姿をあえて手をこまねいて傍観するほかない場合がよくあります。そこから教訓を学び取り霊的に成長してもらいたいと願い祈りながらです。知識にはかならず責任が伴うものです。その責任を取ってもらうわけです。」(「シルバーバーチの霊訓1」52、53頁)
 皆さんはどうお感じになられるでしょうか。いつも私たちを愛してくださっている背後霊がこの時ばかりは手をこまねいて見守るしかないという、そんな時があるというのです。不安に感じられるでしょうか。
 私はどちらかというと、清々するというか晴れ晴れとした気持ちになります。自分の目の前がさっと広がるような、なにかそんな気がします。背後霊は見ているだけというのですから、たとえ苦しみに直面しても、それにどう対処するか、選択はすべて私自身の思うがままに任されているわけです。もちろんその傍らには、摂理に対する信頼をしっかりと携えながら。
 広い世界に一人で乗り出していく。それを喜べるようになったのは私が成長したからでしょうか。しかし恐らくは一人立ちの怖さをまだまだ知らないだけかもしれませんが。