ルールは自分で考えようとしなかったり、考える力が育っていない人には助け船ともなるありがたいものですが、あくまでお仕着せなので、それにただ従っているだけでは本当の満足は得られない。
 私が就職する時は本当に考える力が育っていなくて、就活ルールに則ってしっかり取り組むこともできず、自分を適当に繕うこともできず、落ちてばかりで最後の最後に見る目のある(?)会社にようやく入れてもらえましたが、その会社も申し訳ないことに(やはり考える力が足らなくて)耐えられず、2年もせずに辞めてしまいました。このとおり大脳が組上がるのにすごく時間のかかる私ではありましたが(考える力は、言葉を使うことで育つ部分が大きいと思います)、幸いなことに、自分の為すべきことが何かあるはず、という魂の叫びには無意識のうちに気付けていたんですね。
「地上世界で成就しなければならないことは、それを決意した霊性、人間の霊性が原動力となって成就されていくのです。表面的な意識が自覚するとしないとにかかわりなく、内部に秘められた神性の火花が発現を求める、その衝動によるのです。」(「シルバーバーチ愛の力」225頁)
 就職活動にルールがなくなるそうですが、いいんじゃないでしょうか。他人が定めたレールに乗っかって本当の自分を圧し殺してしまうぐらいなら、悩んでも時間がかかっても、内部に秘められた神性の火花を燃え立たせることから始めればいいと思うのです。
 物的問題にすっかり心を奪われて、自分自身に嘘をついてしまうことさえなければ、行く手は必ずや開けてくるはずです。