「地上は困ったこと、厄介なことだらけです。価値観を見失い、優先すべきものを履き違えている者が多すぎるために、暗く陰うつで 、しかも暴力沙汰の絶えない、悲しい世界と成り果てております。」
優先すべきものを履き違えている。それが何処で起こるかと言うと・・・、誰もが幸せになりたいのは当然としてそのために何をすればいいのかを勘違いしてしまう。高価なものを所有することとか、気持ちの良い時間や空間を体験することだとか、同じ価値観の仲間に囲まれていることだとか、たしかにそれらはいっとき五感の刺激や悦びにはなるが、それが幸福に結びつけられるかどうかは、まったく別問題なのです。
何かを求める意欲はかけがいのないものだと思うので決して否定したくはありません。だからそのような衝動が起こった時ただ抑えるのではなく、またそれに従うことだけで終わってしまうのでもなく、それを幸福に結びつけるためにその時々の瞬間に本当は何を目指すべきなのか真理に照らして探しだして行きたいと思います。まったく綺麗ごとのように聞こえるでしょうが本当のことです。
「そうした中で私たちが一ばん頼りにするのは、霊的真理に目覚めた人たちです。邪悪な勢力の攻撃にもたじろぐことなく堂々と対処できるのは、内部に秘められた霊力と、すでに発揮しておられる霊的能力のおかげです。」
(「シルバーバーチの霊訓12」153頁)