今日は朝から快晴で、久しぶりにどこかみんなで出かけたいと思い、ふと行き先を考えついたのが隣駅からちょっといったところにある県立の公園でした。結局は行かなかったのですが、出不精の妻の影響もあるのか、以前に比べて行きたいと思う範囲がものすごく小さくなっていることに気付いたのでした。
 以前ならこんな快晴の日、澄み切った青空に輝く太陽と、清々しい空気を思う存分楽しみたくて、家になんて居ても立ってもいられないほどだったんですが、今はこもっていようとすればそれほど苦もなく出来てしまいそうです。
 みなさんはこんな気持ちを感じたことはありませんか?美しい景色やものを見て、一切がっさいを自分の物にしたい、なかんずくこの美しさを、そしてこの美しさを成り立たせているすべての要素を自分の物にしたい、と。
 自分の物にするというのは所有することではなく、いわば120パーセント味わいつくすことです。どうすればそんなことが可能か?それにずっと頭を悩ませ続けてきました。
 その景色の中に飛び込んで思う存分歩き回る、その風景を絵に描く、デッキチェアを出してきてコーヒーとかワインを飲みながらいつまでも眺める、あるいは今日のように穏やかな日光とか、清々しい空気といった象徴的なものの場合は、具体的にどこに出かけ、何をするのか。そんなことをさっと考え実行する・・・とりあえずそうしないと落ち着けないんです。
 かつてのそんなお天気やぶりが、幸いなことにだいぶ治まってきたのは、歳のせいもあるでしょうが真理の価値に目覚めたことが大きいと思います。たとえ全世界をこの手にできたとしても、自分自身を失ってしまっては何の得もありません。まずは自分自身(真我)を取り戻す。そうすれば(語弊を恐れずに書けば)自分自身が美しいのですから、まわりの美しさにひれ伏さなくてもすむのです。自分と環境が対等になります。
 そして本当に価値のあることに打ち込めるようになるのです。