新聞で今度の選挙の推定獲得議席数を報道していました。正直、こんなの報道しなければいいのに―――。なんだか投票に行く気力がなくなってしまいませんか?おっとゴメンナサイ、逆にやる気満々になる方もおられるかもしれません。
 「これって何?」「もしかして・・・!」人は好奇心や期待をモチベーションにして動く、という面もあると思います。予備知識がありすぎると、もうそれだけでわかったつもり、体験したつもりになって行動への第一歩が踏み出せなくなるかもしれません。私のような中年は、活力のほうも程々ですから、行動に移せなくともエネルギーはうやむやの内に霧消してしまいますが、特に若い人があふれる活力やエネルギーのはけ口である行動を取らないでいると・・・色々問題が起こるのは明らかです。
 たとえば異性のこと。あまりにも赤裸々な情報にあまりにも簡単に触れることができますから、実際に行動する意欲がそがれてしまって草食系だなんて言われるのだと思うのです。ただ大人しくなるだけなら実害はそれほででもないでしょうが(親御さんは困るでしょうけど)、たまったエネルギーがいつかとんでもない形で爆発するやもしれません。それなりの年齢にあわせてそれなりの人生経験は必要だと思うのです。
 ちょっと横道にそれましたが、情報はなんでもあからさまにすればいい、というものではないと思うけれど、ニーズは在るわけだし表現の自由を規制するわけにも行きません。
 あまりに興味本位で、露骨で、(特にネットで)悪意に満ちた情報があふれる中、特に子供たちを守らなくてはなりません。大人は日頃から子供たちの触れる情報に配慮する責任があります。一滴の毒が、大人には平気でも子供には致死量かもしれないのです。
 そして、人が正しい価値観を持ち人格・霊格を高く保つためには、ふだんからあまり波動の低い情報には近づかないことです。「君子、危うきに近寄らず」。でないと必ず引っ張られてしまいますから。また危ういものが近づいても、真我にしっかりとつながって超然としていましょう。そうすれば守護霊が守ってくださいます。
 こうやってまず大人が堂々としていれば、子供にも良い影響を与えることができると思うのです。

そうそう、投票にはそれでも必ず行きましょう。

                                        takao