実は昨晩のブログは苦労しました。
 私がこのブログを書くに当たり最も大事にしていることは、私自身が真我にしっかりつながり、そのインスピレーションを受け取って表現する、ということです。そうでなければ意味はない、とさえ思うのです。
 もし苦労したとなるとそれは作文であり、自分の知識に頼っていることになります。単に知識から発せられた言葉には「霊力」が乏しいような気がするのです。
 まあ、どんな時にもインスピレーションと知識のどちらか100%ということはないのですが、昨晩は知識の割合が高かったのです。それでも毎日続けることで自分の鍛錬にはなると、なんとか書くことにしましたが・・・。

 霊性を高く保つための3要件、「平静心」「自信」「受容力」のうち、特に「平静心」を乱す原因の一つに物欲があります。
 人は肉体をまとうことで個性を表現することになりますが、その個性に関連して物欲も増幅してきます。瞬間それに囚われても、執着せずすぐに切り替えられたら影響は少ないのですが、波動の鈍重な物質世界では、その低い波動に引きずられて霊性も押さえつけられてしまうのです。

 「物」の低い波動に絡め取られないためには、次のようなことも有効だと思います。
・「物」に囲まれていても、心はその奥にある真理を見つめるようにする。
 「物」も神の愛の現れなのです。「その物自体らしく」存在することを神は望まれていると思います。単にコレクションしたり、豊かな気分に浸るためだけに手に入れるのではなく、ご縁があって身の回りにあるものは丁寧に使うことにしましょう。
・「物」ではなく「霊」と触れ合う時間を尊重する。
 もちろん瞑想や祈り、霊訓を読むのも大事ですが、人や動物、植物、自然即ち「生命」に触れるといいと思います。霊訓には「霊」とは「生命」であり、「生命」は即ち「霊」であると繰り返し出てきます。身近な生命に触れていれば、その霊力で元気をもらえます。(できるだけ波動の高い、生命力にあふれた生命に触れるのが望ましいです。)

                                       takao