僕が門司港まで足を伸ばした目的は二つ。門司発祥の「焼きカレー」を食べることと出光美術館を訪問することだ。

 

 

日本の絵画収集では屈指の美術館。東京の「本館」は何度も訪れているので、今回で出光美術館コンプリートだ。

 

 

JR門司港駅から地図を頼りに徒歩6分くらい。入館料は700円。開催中の企画展は「京都画壇と江戸琳派」。

 

 

琳派は安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した本阿弥光悦と俵屋宗達に始まる流派だ。

 

 

尾形光琳と弟の乾山を経て江戸の酒井抱一によって継承された。迫力あふれる描写と大胆な構図が特徴とか。

 

 

背景に金銀箔をふんだんに用い、まばゆいくらいだ。写真撮影禁止なので、ブログで紹介できないのが口惜しい。

 

 

休憩コーナーでセルフのホットティーを飲んで一休み。「出光創業史料室」も見学しておこう。こちらは撮影OKだ。

 

 

1911年創業の出光興産の足跡をたどる貴重な史料が目白押し。創業者・出光佐三の生涯をたどる展示も興味深い。

 

 

6泊7日の熊本・福岡の旅も大詰め。門司港に来たからには見ておきたいものが後一つ。さあ、海辺へ戻ろう。