広島市映像文化ライブラリー、4月の上映スケジュールが決まりました。
特集は三つ。「内田吐夢」(岡山出身)「新藤兼人」(広島出身)「イタリア映画」。
新藤兼人監督(1912-2012)は今年が生誕110年、没後10年。
第1期(4-6月)と第2期(10-11月)に分けて、多彩な作品がj上映されます。
偏食的スケジュールがビミョーですが、『飢餓海峡』と『愛妻物語』は観ておきたい。
『飢餓海峡』(1964、三國連太郎・左幸子)は水上勉の同名小説が原作。
『愛妻物語』(1951,乙羽信子・宇野重吉)新藤さんの監督デビュー作です。
偏食的オススメは『木靴の樹』(1978イタリア)と『はちどり』(2018韓・米)。
『木靴の樹』は巨匠エルマンノ・オルミ監督(1931-2018の歴史的名作。
仏・カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルム・ドールを受賞しています。
「はちどり」はキム・ボラ監督(1981年~)の長編デビュー作品です。
閉塞感に満ちた社会で、14歳少女の生きにくさを丁寧に紡いだ作品。
偏食大王2016年と2020年に八丁座とサロンシネマで鑑賞しています。