甘川文化村の観光は終わった。
富平、国際、チャガルチの三市場をウオッチングだ。
ショッピング(僕には縁が薄い)だけじゃなく、食の楽しみもいろいろ。
おっと、その前に腹ごしらえをしなくっちゃ。
まず富平市場へ。生鮮食品を贖う小さな店がひしめくディープな市場。
食堂や屋台も妍(けん)を競っている。
通路には美味しい匂いは満ち満ちている。
僕はアジュンマ(おばさん)の笑顔に釣られて店内へ。
オールハングル、店名も料理名も分からない。
じゃあ、どうやって注文するの?
心配はいらない。店頭に並んだ料理を指差せばOK。
僕が選んだのは釜山を代表するB級グルメ「釜山オムク(おでん)」だ。
大鍋をのぞくと、練り物系が多い。
僕は牛蒡天、はんぺん、平天をチョイス。
大根の漬け物が付いて3000ウォン(300円)。
高いのか安いのか、
ふっかけられたのか適正価格か。
メニューがないので、さっぱり分からない。
出汁は日本と変わらない。
辛子ではなく、コチュジャンベースのタレが釜山風かな。
串が異常に長い。なぜなんだろう?