僕たちが乗るのはスカンジナビア航空SAS984便。
日本ではレアなA340型機。シートアレンジは2-4-2。
お2人様なら、どちらかの「2」がベストポジション。
往路は42Hと42Kだった。
語呂の悪さが、ノールカップの不運を呼んだに違いない。
今回も2人席38Hと38Kをゲットできたのは幸いだ。
シートにミネラルウォーターとイヤホン。往路と変わらない。
すぐに1回限りのドリンクサービス(1人3本まで)。
もちろん限度いっぱいゲットする。
僕は赤ワイン、ビール、ブラッド・メアリー、
ウサギさんは白ワイン、ビール、スプライト。
食事は1種類だけ。ぽんぽんデリバリー。
メインはチキンのトマト煮込み。
それに野菜サラダ、焼き菓子、チーズ、パン、クラッカー。
LCCなら豪華だが、レガシーキャリアなら寂しい。
夜行便、成田到着は翌日9時35分。約11時間のフライトだ。
2~3時間でも眠っておかないと時差ボケになるだろう。
それでも僕には映画タイムだ。
日本でも少し前に公開された「グレイテスト・ショーマン」、
「君の名前で僕を呼んで」と立て続けに鑑賞する。
ウサギさんの安らかな寝息がBGMだ。
もう1本観るか、少し眠るか。
ワインを飲みながら「ナミヤ百貨店の奇蹟」に突入する。
着陸まで残り4時間、ようやく眠る決断がついた。
目が覚めると2回目の機内食だ。
スティック状のパイ、パウンドケーキ、オレンジジュースだけ。
これでレガシーキャリアを名乗るのはおこがましくないか。