タイでは18歳からたばこが吸える。
外国たばこでも1箱60~70バーツ(1バーツ=3.2円)。日本よりはるかに安い。
ふ~ん、タイは日本より大らかなんだ。
それは3階、4階、いや誤解。
タイは日本より遥かに厳しい禁煙大国なのだ。
レストランはもとより、公園や広場など公共スペースでは一切吸えない。
僕はたばこを吸わない。
タイにいると、日本のように副流煙で悩まされることはない。
違反すると、タイ人も外国人も罰金2000バーツ(6600円)が待っている。
2000バーツは一般労働者の3日分の生活費に相当する高額だ。
巷では、5000バーツ(1万6000円)にアップするとの噂も。
テレビで喫煙シーンを映すことも禁止されている。
外国映画の喫煙シーンは、すべてモザイク処理されているとか。
「映倫」ならぬ「煙倫」のようなセクションがあるのかな。
たばこのパッケージもおどろおどろしい。
喫煙が原因で病気になった内臓のリアル写真がプリントされている。
溶けた歯ぐき、穴のあいたノド、真っ黒になった肺…。
グロイのなんの。とうてい正視できない。
欧米では定番のAT YOUR OWN RISK、自己責任でどうぞ
話のタネに3箱購入。ヘビースモーカーの友達に1箱ずつプレゼントしました。
「わ~、すごい」とは言ったものの、喫煙を止める気は全くないようだった。