機内食が楽しみだし、個人モニターで最新映画も見られるし、ケームもできる。
そうはいっても安いエコノミークラス、機内食に高望みは禁物だ。
タイ国際航空機は定刻午前0時20分に羽田空港を離陸。
水平飛行に移ると軽食タイムのはずだが、いつもと様子が違うのに戸惑った。
なぜか機内の明かりがすべて消えてしまったのだ。
もちろん故障ではない。
深夜のフライト。どうやら眠る人を最優先しているようだ。
僕は機内ではほとんど眠れない。
未知の国への期待で神経が高ぶっていることもあるし、
エコノミークラスの窮屈なシートも一因に違いない
「軽食」は
サンドイッチとおむすび。
乗客の眠りを妨げないため、
客室乗務員は小声でサービスをする。
アルコールは乗客から声をかけない限り持ってこない。
僕が飲んだのはタイのビール「ビアシン」。
広島のタイ料理店でもポピュラーなビールだ。
さわやかな飲み口、どんな料理とも相性がいい。
僕の右隣のおやじ(もちろん日本人)は気の毒だった。
タイ人の客室乗務員に気後れしたのか、声をかける機会を失ったようだ。
ドリンクなしでパンとおむすびをもぐもぐ。ノドにつかえなかったのが、せめてもの救い。
朝食は着陸2時間前にサービスされた。
メーンが焼きそば、おかゆ、オムレツと三つから選べるのがすごい。
パンもクロワッサンとロールパン。
しかし僕の食欲は目覚めない。
おかゆを3分の1ほど食べてギブアップ。しかし隣のおやじはぎんぎんぎらぎら。
焼きそばもクロワッサンもペロリと平らげた。
バンコクービエンチャン便はわずか55分のフライト。
しかし痩せても枯れてもタイ国際航空だ。
機内食が提供されたのには驚いた。
お弁当のようなボックス入り。
海老サラダ、ケーキ、オレンジジュース、ミネラルウォーター、コーヒーor紅茶。
いかんせんフライト時間が短い。のんびり食べられないのが惜しい。
なんだかんだ言いながら、今回も食べまくった。
広島空港で食べたお好み焼きに始まり、機内食が3回。
おっとスワンナプーム空港の汁ビーフン&ビール&コーヒーも忘れちゃいけない。
旅に出ると1日3食か4食。しかもビールつき。
だから太れるんだ。今回は長旅だし、どこまで成長するか楽しみだぞ。