毎週恒例の土曜映画デー。
サロンシネマ2で「ブラック・ブレッド」鑑賞。
2010年スペイン・フランス合作のダークミステリー。

T上司ランチ漫遊

スペイン内戦終了直後のカタルーニャが舞台。
タイトルの「ブラック・ブレッド」は、不味い黒パンのこと。
黒パン=貧者、白パン=富者の対立を軸にストーリーが展開する。

殺人事件を目撃した少年。
少年の父親が容疑者として逮捕される。
父親は「ある秘密」を胸に秘めてまま処刑される。

真実を知らされた少年が下した「決断」とは。
それを「狡猾」と決めつけるには、貧者の現状が過酷すぎる。
複雑な人間関係、ストーリーが分かりづらいのが惜しい。

T上司ランチ漫遊

封切り初日とは言え、ほぼ満席の賑わい。
NHKで街中映画館の窮状がレポートされたからでしょうか。
それとも「ブラック・ブレッド」への関心の高さでしょうか。

館主の蔵本順子さんが入口でお出迎え。
入場者一人一人に笑顔であいさつも。
サロンシネマでは珍しい光景です。

先着でスペインのチョコレートドリンク「Cola Cao(コラカオ)」のプレゼントあり。
でっかいボトル、14.1oz(オンス)入り。だいたい400gかな。
北スペインで飲みましたが、めっちゃ甘いんです。

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サロンシネマ1では「ジョルダーニ家の人々」封切り。
2010年イタリア・フランス合作。なんと上映時間は399分(6時間39分)。
11:00に上映が始まり、休憩3回を挟んで、18:15に終了する。

大人3000円、シニア・学生2800円。
これが万が一こけると、劇場の痛手は大きい。
「ほぼ半分の入り。安心しました」。劇場スタッフの声が弾む。

「まず前半、日を置いて後半、と2回に分けてもいんですよ」。
耳寄りなアドバイスあり。う~ん、どうしようかなあ。
27日(金)までだから、日程的に厳しいかも。