お風呂の工事で心配になるのは、何日間お風呂に入れないのかと言う事ではないでしょうか。
業者としては難しいところで、できるだけ工事期間を短くしたい思う一方、職人さんが時間に追われてしまうような工程は組みたくないですし、解体してみて何か問題が起きたとき、対処する時間も確保しておきたい気持ちもあります。
私としては、長年の経験から考えると、無理に空気を短くするのは良い結果にはつながらないと考えています。
特に在来のタイルの浴室からユニットバスにリフォームするときには余裕を見ることがとても大切です。
工事内容としては、既存タイル浴室の解体、水道関係の配管、電気関係の配線、土間コンクリートの打設、大工さんの工事、このような工事が必要になります。
土間コンクリートを打設した後は、1日位の乾燥する期間が必要です。
そう考えると、工事スタートから4日後に浴室の組み立てと言うスケジュール感になりますが、問題なのは水が柱や土台に回っていて木材が腐っていたりした時です。
状況がひどい場合にはその補修だけで1日かかってしまいます。
ですから、余裕を見た工程を組むことが大切です。
リフォーム業者の中には短い後期を売りにしている会社がありますが、何かあった場合には対応ができない。あるいは何かあっても目をつぶってしまう。そのように思えて仕方がありません。
ユニットバスからユニットバスに替える場合は、木が腐ったりしてる事は無いので余裕は必要ありません。ただこの場合も床下にコンクリートが打設してあるかどうかによってやっぱり工程が変わってきます。
いずれにせよ余裕を見た工事期間が必要ですね。