職人を装った営業マン | 還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

YouTube『リフォーム百科事典』を主宰する田口が、住まいと人生の最適解を求めるために、自分で意思決定して自分の人生を歩むため家つくりについてのヒントをお届けします
 

アポインターとクローザーのセットでチームを組んで営業活動をする。

そう書いてお分かりになる方は少ないと思います。

 

訪問販売営業において、ピンポンを押して会話をしたり点検するのがアポインター。

アポインターを信頼し始めたところで、工事の受注・契約までするのがクローザーです。

クローザーをチームリーダーとして、4〜5人でチームを組むのが一般的です。

 

リフォームの場合の常套手段は、

近くで工事をしている、お宅の屋根(外壁)で気になることがあるから教えてあげようと思った。 

こんな台詞から始まります。

あくまでも、営業ではなく職人の立場でお節介だけど言わずにいられないという雰囲気を作ります。

 

このままだと台風が来て屋根が飛んでしまうとか、雨漏りするかもと言いながら、不安な気持ちにさせて、

梯子を持ってきて屋根を点検してあげると言い出します

 

殆どの家では何かしらの劣化がありますから、

そこを写真に撮り、

やっぱり、大ごとになる前に気がついてよかったですよね、と言いながら工事を受注します

 

ストレートな表現ですが、騙される方は人を信じやすい方です。

リフォーム詐欺に合った全ての人は 「あの人たちは、良い人だったの」と言いますが、

詐欺師は善人を演じるのが仕事だと考えればお分かりいただけるでしょう。

 

本物の職人は、営業はしません。

ピンポンを押しても玄関先まで出てきて会話をしていただけるのは数十軒に一軒です。

営業マンは、その一軒の注文をとるために、断られたり罵声を浴びながらもピンポンを押し続けるのです。

職人が、そのような仕事をするでしょうか?

 

今でも、詐欺まがいのリフォーム営業は無くなっていません。

ご自分だけでなく、お知り合いでも怪しい業者に出会って不安になってしまったら、

契約の前に誰かに相談するように心がけてください。