交流戦も佳境。野球はラジオが多いです。
カープはRCC、ファイターズはSTVとHBC、甲子園はNHK。
好きな解説者は、達川さん、岩本さん、白井さん、安仁屋さん、
鍛冶舎さん(もう監督なのでやんないかな)。
語る、説明する、というのが仕事の一つなので、解説は勉強に
なります。経験、知識、人柄が実況のアナウンサーとのコラボで
ライブ的に発揮されるので、授業と全く同じだと思うのです。
ましてや聴衆は経験者から野球を知らない人まで千差万別。
公立学校のクラスに在籍する生徒と同じです。
ということで、今日の空想指導案は「野球解説」を題材に。
(テーマ)「野球解説に見るコミュニケーション」
(前提となる考え方、価値観)
コミュニケーションの手法には、その人の生き方や価値観が
反映される。
(身につくかもしれない資質・能力)
人のコミュニケーション手法から、その人の人生に共感する力。
自分のコミュニケーション手法について振り返り、積れを形成する力。
(理想とする授業形態)
国語を中心とした教科横断型授業、雨降りで活動できない日の
部活動等
(指導計画)
第1時(国語)
野球解説の一部を聞かせる。
(達川光男、安仁屋宗八、岩本勉、白井一幸、鍛冶舎巧)
それらの解説の特徴的な場面を参考に、ジャンル分けし、
教師の見解を述べる。
「ジャズライブ型」達川氏、岩本氏:
実況の流れをあえて崩し、自身のワールドを展開する手法は、少しし
ゃべりすぎで、耳障りな時もあるが、聞いている人をワクワクさせる
要素がある。実況者も含め、聞いている人を楽しませようとする気持
ちを前面に出す感じである。また、実況側からすると、想定外の発言
が飛び出すので、状況対応力が高まるよき訓練となるだろう。広島弁
や関西弁を前面に出してしゃべるのも、聞き手にキャラクターを定着
させるという意味で効果が大きいと考える。
「Iメッセージ型」安仁屋氏、白石氏:
特徴的なフレーズ「と私は思います。」や「そのとおりですね。」を
多用する二人の解説は、自分の意見を押し付けず、実況者を年齢関係
なく、一人のプロとして扱っている。聞いていて社会人の上司のお手
本の様な印象を与える。面白いのは、そのような解説に至った経緯で
ある。安仁屋氏は沖縄由来の自分の日本語にコンプレックスを持ち、
本土の人(特に口の悪いカープナイン)に伝わるにはどのような表現
をすればよいかを考えていたそうだ。一方白石氏は、コーチング理論
の習得を通して、自分の意見を押し付けず、相手自身が答えを持って
おり、それを引き出すための表現としてこの言い方を使っている。
ともに相手のことを考えてしゃべっているが、結果的に解説者とし
ての個性となっているのも興味深い。
(※Iメッセージ等について深めたい場合は、LHRでアサーショント
レーニング等を行う。)
「プレーの行間を読む、型」鍛冶舎氏:
鍛冶舎氏の解説は、第一に、選手を褒めることが多い。また、成功
しても、失敗しても、その1つのプレーに至るまでの経緯を、チーム
戦略、必要な練習、選手の能力などの観点から分かりやすく解説して
くれる。自身がチームを率いて直接指導した経験から話してくれると
ころが素晴らしい。また、「聞き取りやすい声」というのもある。
少し鼻にかかる高めの声は、NHKの実況アナウンサーとの掛け合い
ではとても好印象である。
第2時~第4時(国語や総合など):
「他スポーツでも解説者を探し、その特徴を捉えよう」、と題し、
生徒に、自分が興味を持った解説者について分析させる。
例えば、以下の解説者が考えられる。
(陸上)選手の細かいトリビアを挟む増田明美氏
(アルペンスキー)ユーミンボイスでルールも含めて伝えてくれる
川端絵美氏
(F1)チーム事情など政治的なことまで含めて解説してくれていた
今宮純氏、ピットレポーター川井一仁氏、津川哲夫氏、森脇基恭氏等
(テニス)熱い解説、育成経験も豊富な松岡修造氏
(ゴルフ)いつも同じトーン、戸張捷氏
(サッカー)・・・サッカーは個性的すぎて一人に絞れないなぁ。
(相撲)・・・技のデパート、舞の海秀氏 などなど。
第5時(まとめ)
人の発表を聞いた後、名物解説者に共通する特徴についてグループで
ディスカッションさせる。
※導き出させたい特徴の例
・そのスポーツに対する高い専門性と、それを広めたいという思い。
・強烈、でも嫌われないキャラクター。
・実況者の良さを引き出し、win-winの関係を作れる力。 等
(想定される授業実施場所)
昼のスポーツバー?大画面でコーラ飲みながら!
野球なら、球場でラジオも良いかも(修学旅行でどうだ?!)
(指導苦言)
解説者の授業に解説(指導助言)できる人・・・。誰だろう・・・。
落合氏くらいか?
Bis Morgen!

