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今年の日本JCの基本理念は
「声無くして人を呼ぶ 進取の精神とクオリアの追求による 「尊敬される日本」の創造 新たなる飛躍へ」
です。
クオリアとは、「感覚」のことなんでしょう。日本的ですけど。
また、それに伴って、「尊敬される四国」とか地区長・ブロ長の基本理念もそれに則ってる場合が多くあります。
確かに、尊敬される日本に地域に自分でありたいとは思うのですが、
これが理念か、と言うと今さらながら、思考整理をする必要があるような気がします。
そうそう、「尊敬されること」とは、理念というよりも「会社を大きくする」とか「お金持ちになる」とかの「結果」であって「目的」や「理念」といった到達点・あるべき姿とは違うような気がするのです。
決して批判的な考察をしているのではありません。
「尊敬される」「会社を大きくする」「お金持ちになる」のは、結果的に正しいこと、をする結果としてそうなるのであって、それらを目的化することはかえって危険ではないのか、と思うのです。
尊敬されることがまわりを幸せにするのか
大きくなった会社がその社員と顧客とお取引先を幸せにするのか
お金持ちになることが幸せなのか
こう考えると、結果と目的・理念とは必ずしも同じでないことが分かるでしょう。
人は誰しも、認められて、出来うるならば尊敬されたいと思うのは当然です。
肝心なのは認められる、尊敬されるためにはどうすればよいか、ということなのです。
むしろ、そういった結果を求めるというよりも、
未熟で完全無欠とは程遠い(人が大多数の)人間集団の中でいかに、共感し合い、新しいものをつくっていくか、
そういう体験がJCだからこそできる、という思慮遠謀を基本理念に感じさせるのかも知れません。
そういうたくさんの事例がJCにはあるはずです!
小さなネットワークですが、身近なメンバーから、ブログ・facebookネットワークまで学ばせていただくことも楽しいものですね!