格上げ審議って? | ヤピガメJ卒業生日記!

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一般社団法人徳島青年会議所に所属(1997-2012)し卒業させていただきました。三木ことヤピガメJ卒業生が 等身大のメンバーやJCについての様々な情報発信をして参った記録です。

5/8


一週間海外にいて、帰国しました!


出張?中もJに関係する電話やらメールやらはちとありました。


でも海外に居るからやむを得ず室長にお願いしたりしまして、大変お世話になりました。


さて、今回話題となったのは「格上げ審議」です。


JCの議案上程システムは、日本JCのシステムを教科書として各地青年会議所(LOM)が行っておりますが、



事業の多くは、理事会を 

討議(対外事業の場合大枠の構想など)→協議→協議→審議(可決)

の順で議論し通過させる場合がほとんどです。(協議一回のLOMもあります)


もちろん、徳島JCでは 委員会で事業計画を話し合い、会費を使う事業の場合は財政審査委員会での審査を通過して理事会に上程されるわけですから、複数のメンバーに多数の機会でチェック機能が働くわけです。


でもそうすると、審議は事業の前々月の理事会を推奨していますから、事業実施の4ヶ月前には完成度の高い計画を盛り込んだ議案を出さないと間に合わない。


民主主義のプロセスを大事にするJC活動の一環でとっても大事なところではありますが、緊急時や特に今回話題となったのは、会場や出演者や募集要綱の日程や内容が審議時期では遅い場合にどうするのか?


ということなのです。


それを解決するには


①余裕を持って出来るだけ早い時期に完成度の高い議案上程を行うこと

②臨時理事会を召集し審議時期を短縮すること

③議案上程を短縮し格上げ審議を行うよう取り計らうこと


といったところでしょうか?

①は ほんなんわかっとるわ!それができんかったから言ってるやん!となるでしょうね(笑)

②は 完成度の高い議案でもって、関係者に召集への説得をして賛同を得て実現するものです。


ということで③はJCでは時期が間に合わないということで、格上げを了解するための条件を出すものの事実多く使われているものと思われます。


ただし、議案上程システムは定款に詳細を定められているわけではありませんし、

JCの会議の進行ルールである、ロバート議事法のルールに直接の動議案件として定められているわけではありません。


徳島JCでは近年「格上げ審議を行わず正当な手順で議案審議を行う」ことが暗黙のルールとなっているみたいです。


しかし、格上げ審議は定款上出席理事の過半数の議決で決することとなっていますから、ロバート議事法に則り格上げ動議を出して審議することはルール上可能です。


原則論か柔軟性と緊急性か、これは判断の分かれるところですが、正副理事長専務の判断運用によるところが大きいですね。


物事を早く決すること、手順を守って決すること、いずれも大事です。

その為には、いろんな段取り、そのための円滑な人間関係、コンセンサスを得る努力が大事ですよね!



その意味で、反省点も多い今回の件でした。



でも、外から見たら○○ゴッコをやっているように見えるかも知れませんね。


でも、○○ゴッコを家庭に仕事に生かすのもJCの修練なのです。