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- デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)/藻谷 浩介
- ¥760
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朝日新聞土曜版から。私は朝日の土曜版とGOLBE、日経土曜版は通読しています。
朝刊は昨日のことを最新記事として掲載される場合が多いですけれど、
それが構造的なのか重要なのかはわかっていないものなのです。
少し引いて構造的なもの、重要なこと、それを感じるには、自分で見聞きする日常の体験と、
読書とこういった新聞社から出される●●版かなあ、と勝手に思っています。
ベストセラー「デフレの正体」の著者藻谷浩介氏は日本JCと縁が深い方だそうです。
2000年日本JCにて、「まちなか創造推進委員会」のアドバイサーだったと。
この本はデフレの主たる原因は所得税を納め、消費の中心となっている生産年齢人口(15歳~64歳)の減少による内需不足にある、と立証しているのが特徴です。
ベストセラーは注目しておいた方がいいですよね!早速購入です。
そこで、氏の名言を2つほど。
「人はただ人であれば、理由なく、誰かの無償の助けに抱きとめてもらえる。自分も、別の誰かを無償の助けで抱きとめればいい」
信条は
「常識は疑い、先入観は排す」
「正しいか正しくないかが大事で、多数派か、そうでないかは重要ではありません」
多数決が民主主義の考え方になりがちですし、大事なことですが、
みんなが思っていることに合わせ従う生き方が無難な一方で、正しいか正しくないかを常に確認し、自分なりの見解を持っておく修練になる場がJであって欲しいものですね!