まだ中学生だった頃、国民的スポーツでもあるフットボールの練習をしていた時に相手からタックルを受けて倒れた際に前歯を折った夫。この治療費が莫大なものだったそうで、もう今後一切フットボールは禁止だとお父さんから言い渡された夫。この国では歯の治療に関しては保険がきかずとにかく高いというのが有名です。今の時代でも虫歯健診だけでも3万以上というのはザラ。それが前歯が折れて差し歯などを作るとなると莫大な費用がかかるのは目に見えています。総額300万程もかかったそう。この時もお父さんにお前はなんでいつもこうなんだ!と怒られて、リタイア後の資金から費用抽出してもらったようですが、やっぱり自分のせいで両親のリタイア後の資金を使ってしまったという罪悪感。お父さんからは今後フットボールのプレーは禁止だと禁止令が出されたようです。

 

海軍でもフットボールのチームがあり地元の試合にも参加していたそうですが、ガタイが良い夫は幾度となくプレーするように誘われたそうですが、お父さんからの言い渡しで禁止令を受けていたのでプレーは一切拒否。これもイジメの原因となったそう。

 

普通に考えれば、もう家を出ているんだから両親の言うことなんて聞かずに自分の好きなように振る舞ったら良いとも思うのですが、やはりまだ15~16歳だったので家は出ていてもお父さんの存在というのは怖いもので逆らえなかったそう。お父さんから禁止されている。逆らえない。でもチームからはプレーするように迫られているけど断り続ける夫。これが原因でゲイ扱いされてイジメにも発展していったそうです。フットボールをプレーしないなんてお前はゲイだって。当時はゲイとかってかなりタブーで今のように同性婚なんて認められていなかった時代。夫自身同性愛には賛成派ですが、10代の頃にそう言われながら過ごさなければならなかったのはやはり辛いものだったのだと思います。

 

 

今の所また調子の良い夫。週末は良いお天気だったのでボート釣りに行こうと息子を誘ったのですが、結局前日になって自信喪失。行けないと。最近のパターンとしては天気が良く釣り日和。でも自信がないので何かと理由をつけて無理矢理鬱に追いこむ。そして当日になるとやっぱり無理で、自分は悪いヤツだと自分自身を責める。こんな感じが多いです。

週末も同じでした。それといって理由はないのですが、ずっと鬱状態だったので外に出るだけでも怖気づいてしまったようです。

 

でも昨日は1人でボート釣りに行ってきたようです。

とりあえずは1人で自分な好きなところに行く。息子の世話をしなくて良い。というのも最初の一歩としては良かったようです。

今の所、今週の金曜日は私の仕事が休みなので一緒に行こうと誘ってくれています。こうして少しずつでも自信を取り戻してくれれば嬉しいです。

 

あと少し前は頭痛が酷かったよう。頭が割れるような痛さで、これも鬱の原因の一つでした。精神的にもだけど肉体的な痛みをも伴うと明らかにダウンしますよね。夫の母は脳癌で亡くなっています。夫も今年60歳を迎えました。自分も脳に腫瘍があるんじゃないかというくらい痛かったようです。それを確かめるにはMRIが必要。MRIを受けるにはまずGPでリファレンスを書いてもらってその後専門医MRIへの予約が可能となります。GPの予約を取るだけでも2週間待ち。MRIの予約も2週間待ち。単純計算しても最低1カ月かかりました。この間、意味の分からない頭痛がきつかったようです。

 

現在はMRI終了して結果がGPへ送信されたようです。本当に悪ければ即受診可能ですが、そうではないようです。急ぎではないけど何かを説明するので受診予約してくださいと。1週間後に予約が取れました。

 

とりあえず、脳癌などではないようだし、週一でサイコロジストも引き続き自宅訪問してくれているし、少しずつ良い方向に向かっていってくれればと思います。

15歳で両親に海軍へ送り込まれた夫。

お兄さんお姉さんは既に就職していて家は出ていました。ご両親もすでにリタイアしてゆっくり老後生活を送りたかった時に、まだ家にいる15歳でやんちゃな夫。手先が器用だった夫を海軍に送り込むことで国の為に技術を身に付けて全うな大人になって欲しいと送り込んだようです。

 

15歳は入隊出来る最低年齢だったそうですが、多くの子は16歳での入隊が一般的だったそうです。

30代40代にもなれば1歳の年の差って全く気にならないですが、この10代の頃って1歳違うだけでもお前は年下、俺は年上という構造が出来ていた時期ですよね。

もちろん寝泊まりもそこでして週末だけ自宅に帰るという制度でした。イジメは入隊直後にはじまりました。年上が年下の新人をイジメる。自分も軽いイジメも受けたけど、同期が酷いイジメにあってたようでそれを目撃しなければならなかったのもかなり辛かったそう。イジメはダメだって子供の頃は習いますよね。目撃したら先生や上司、親に報告して解決に持っていくというのが基本的だとは思うのですが、この海軍。昔の男の世界という感じで報告なんてしたら余計に酷い仕打ちを受けることは分かっていたとのことで誰も声を上げることはなかったようです。皆、耐えていた。

 

制度として半年後にこのままこの入隊生活を続けるか辞めるかという体験期限?というのがあったそうです。この時本当はすっごく辞めてすぐにでも家に飛んで帰りたかったけれど、両親がリタイア後のゆっくりした生活をしたいという会話をしているのを聞いて

、自分がいたら邪魔なんだと感じた夫。なんと言ってもまだ15歳なので自宅にも帰れない、入隊生活は最悪、だからと言って1人で生計を建てられる程自立もしていないという中途半端な年齢だったので、自分が我慢すれば良いんだと疎外感を受けつつもそのまま入隊生活を続けることにしたようです。もうこの時点である意味、自分自身を失っていったんだと思います。

うちの息子は現在14歳。年代は違うといえども、こんなにまだまだ若いというか子供の時から親元離れて入隊させられて。

今の時代なら10代ってまだまだ自我形成の時期。そんな時にこんなに辛い経験をしてきた夫。この時はもちろん将来ここからきっかけで、その後も色んな事が重なり鬱になっていくなんてまだまだ思ってもなかったですよね。

やんちゃで厄介者として小さな頃は育てられた夫。

日本での不良(今の時代もこんな呼び方なのか不明ですが、、)とは違いタバコやお酒などに手を出すというわけではなかったようですが上がる頃には随分やんちゃだったようです。

学校も私立のキリスト系のしっかりした学校で当時は体罰などもあったようで、学校では真面目だったし成績もクラス内でトップクラスだったようです。でも放課後などは友達と遊ぶ時に、知らないグループに向かった石の投げ合いしたり、自宅の駐車場で科学の実験としてガスライターのガスを取り出して燃やして遊んだり。夫が点火しようとした時にお母さんが入ってきて、それを止めようとしたのと同時に点火してお母さんの眉毛を焦がしてしまったそう。今となっては笑いごとですが当時はすごく怒られたそう。

そして石の投げ合いも、お互いに数人グループ同士で投げ合いをしていたけど、たまたま少し大きめの石を投げてしまった時にそれが相手の子の頭に直撃。かなり大問題になったようです。この時にお父さんから言われた言葉が忘れられないそう。

 

「なぜおまえはお兄ちゃんやお姉さんのように出来ないんだ」

 

もう何十年も前の話しでも、今だにこの言葉は忘れられないようで、とにかくいつもお兄さんとお姉さんと比べられて、お兄さんお姉さんは褒められていたけど自分だけ怒られていたと。

 

でも私は思うんです。

確かにやんちゃな子でご両親は大変だったかもしれないけど、ご両親との楽しい思い出もたくさんあるはず。でも今は全てネガティブなことに気を引かれてしまっているからネガティブなことしか思い出せないんだと思うんです。

この話しを夫にもしたら、やっぱり、うん、確かに楽しい思い出もたくさんある。笑い話もいっぱいあるし旅行にも連れて行ってもらったし僕は愛されていたと思うって。だから虐待などされていたわけではないんです。ただ比べられて育てられたのは確かみたいです。今では育児書も多くあるし相談所もあるので兄弟で比べるのはタブーというのも比較的浸透しているけれど、当時はそういった観念もなく、各家庭でそれぞれ一生懸命子育てをしていたのだと思います。

 

こういうことが重なってご両親は夫にはきっちりとした指導をすることで自由気ままなやんちゃな性格もなおっていくと思ったようで、最年少で入隊可能な10年生が終わった時点で海軍へ送り込んだのでした。10年生といえば高校1年生。当時夫は15歳でした。

ここ最近はちょこちょことダウン気味でも長続きすることはなく、ここ一年半のことを考えると気分的にも調子が良かった夫。

週一でサイコロジストが訪問してくれているし、普段は予約がなかなかとれないGP(町医者)の予約も運よく短期で取れたりと好調だったんです。たまたま久々に病院帰りに寄ったカフェで朝食を食べていると、私の仲良しだった元ボスがたまたまやってきて同席。そして地元のおばあちゃんもたまたまやってきて同席して4人でコーヒーを飲みました。こんなごく普通のことだけど、こうやって他人と何事もない会話を出来たことだけでもリフレッシュできたようです。夫自身もこんなにもハッピーな気分になれて以前のように他人と会話が出来るなんて信じられないと言っていたほど。「人間」「社会」から離れて過ごしているとこういったコニュニティーでの繋がりの大切さを忘れてしまいますよね。

 

そして週末は天気がすごく良くなる予報で釣りにはピッタリ。

気分が良くなっていた夫は息子に久々にボートで釣りにでかけようと誘ったのは先週のこと。もちろん息子は大賛成。大声では言いませんが父親がボート釣りに連れて行ってくれるのをいつも待っている息子。父親の鬱のことは知っているので急かしたりはしないですが私にはもっと父親とボート釣りに行きたいなとは言ってきます。

 

でも、やっぱり鬱発生。前日になって小さなことを理由に気分が乗らない。ボートは出せないと。

これ、いつものことなんです。夫はネットで風向きや風速、天気など全て完璧にチェックします。でも当日、または前日になって気分が乗らないとドタキャン。サーフィンも同じ。ここ1年半はサーフィンから遠ざかっていますが、サーフィンしていた頃は、稀に見る良い波が来ると言う時に限って鬱に陥ります。

 

釣りもサーフィンも直前まで楽しみで楽しみで仕方がない

→前日か当日に自信喪失してドタキャン

→ドタキャンした自分を責める

→自分は悪いヤツだと、もっと自分自身を鬱に陥れる

 

こういった構造が多い気がします。ここ何年もこれを繰り返してるんです。だから天気が良いときは要注意。ある一定期間が過ぎるとまた立ち直る夫ですが、ネットを見ながらドキドキワクワクしている後には鬱に陥る傾向があります。

 

ちなみにボート釣りを楽しみにしていた息子ですが父親のドタキャンになってしまったので、私と一緒に陸釣りに行きました。陸釣りでも楽しいんですよ。でもボートと比べるとね、やっぱりボートの方に行きたいですよね。