独占欲の究極を見ちゃったかもしれない
と 思った夜が明け

そんなに自分のものにしたいなら
第三者に
「イヤじゃわー」とか
「出禁にした」とか
嘘をついてまで 人を騙さんほうがいい

最後の夜に。。。
私が居る場所ではないことを
確認させてくれたんだね

最後の夜に
最後の夜くらい…
思ったことの原点が
あなたと同じでよかった


ただ それだけでいい
壊さないと 自分に誓ったのだから。。。








何にそんなに腹をたててたのか
何にそんなにイライラしていたのか

古巣の仕事場で仕事をしながら
気のおけない仲間たちと 他愛もないお喋りをしながら
ハタと気づいた。

「もっとイイ人いるよ」
「紹介するよ」
「みきちゃんなら もっとイイ人と結婚できるよ」
「気になるんだよ あなたのこと…」

あぁ やめてくれ!
って ずっと心の中で叫んでた。

私が そこに行ったのは
私が そこで暮らしていたのは

婚活に行くためでも
イイ人を探すためでも無い。

そこに その人が居たから行ったのだ。
求めて求められたから行ったのだ。
求められたのは勘違いだったけれど
行っちゃってから気づいたんだから
自己責任。

だからね
婚活するためでもなけりゃ
イイ人を探すためでも無い。
何故 そんなことばかり 私に言うの?
「可哀想」って思うから?
他の男性とつきあえば 「良かったね」って思うわけ?
『幸せになってほしい』
そりゃね その気持ちは有難い。


子供産むなら命懸け なんて女を
そうそう引き受けて結婚しようなんて奇特な方は 滅多にない。
結婚っていいよね…そう思わなきゃ ブライダルの仕事なんてやってない(笑)
結婚っていいよ~
祝福の心っていいよ~
だからって 自分が結婚するかどうかは また別物。

ちっちゃい頃から医者に指摘され
20代で結婚しようと思った方のお母様から
囁かれ…

それでもう十分

腐ることなく
自分の気持ちを振り返ったら
私は 子供が大好きなことだけは変わらなかった。
それでいいじゃない。

子供には
不安な気持ちのネタを作らない。
例えば 子供がいる人に恋した時も
私が決めたこと。

ちょっと話が逸れたけど…

そう あのね
独り者で生きていこうなんて
もうとっくのとんまに私の中心にストンとあった事実。
それがだよ 結婚しようと思ったんだから
凄い一大事なわけ。
そこまでの私を支えてくれていたキャリアから何からバイバイしちゃうくらいの…


紹介する?
もっとイイ人?
誰が 「もっと」なんて決めるの?
決めてくれなくていいから

あぁ
そこだ!
イライラしてた原因は。。。
十分なのよ
「結婚しよう」
一時でも そう思ってくれた人がいただけで…
「結婚したい」
そう思えた人がいただけで…


古巣の仕事場で仕事しながら
気のおけない仲間たちと
他愛もないお喋りをしながら
「可哀想」的な 同情の感情では無い 1人の人間同士の尊重が
そこにあることに気がついた。
心が フッと軽くなる。

男とか女とか…
自分のもののような独占欲とか
そういうものとはかけ離れた
そのまんまの 生き方で
接してくれることに 私は私を取り戻す糸口をみつけた気がする。

ここで
自分の気持ちを
あっためながら
そう出来る自分を好きでいよう。

そんな私を
男女とか関係なく
人として愛してくれる仲間たちと
残りの人生生きていたい。

「もっとイイ人?」
いりません(笑)
お腹いっぱい






「人はしばしば
不合理で 非論理的で 自己中心的です
それでも許しなさい」
マザーテレサは言う。


責めはしない
でも 自分の中だけでは
許さなくてもいいのじゃないか?

許してしまったら
苦しくて苦しくて自分が潰れてしまうこともあるでしょう。

綺麗事じゃ
生きていけないこともある

『決して許さない』
そう決めたら すっと楽になった。

そして
思う

私も
不合理で 非論理的で 自己中心的な人物だと…

愛はしばしば
不合理で 非論理的で 自己中心的になるべく
人を惑わす。

愛ならば
許せる

優越感やご機嫌取りの束縛心でしかなかったことに
私の「許さない」が存在した。

「好きだから」と弁明されたら
許せたのかもしれない。

いずれにしても
心だけ残したまま
私は1人 歩き出した。

4年半…
長かったのか 短かったのか
それさえもわからないまま