アカデミー賞受賞した宮崎作品見てきました。たまたま帰り道の映画館で上映してたのと、年がバレますが笑シニア割ってのも理由の一つです。
太平洋戦争時（大東亜戦争）の少年の世界を異次元SFとして表現。時代背景（万世一系、帝国主義）の批判的？メタファーとしての表現、神隠し、人の死と再生、母親＝男の子の淡い初恋、エディプスコンプレックス等々。終盤はちと恥ずかしながら爺泣けました笑。
思ったんですがこの映画男性視点と女性視点ではけっこう見方が違うのではないかと。エレクトラコンプレックスは描かれていませんでしたからね。
同名の小説がモチーフらしいのですが、題名がそのまま映画を見る人に問いかけてられていると思いました。
でもまぁその小説自体は1937年という日本帝国膨張期の最中に書かれた特権知識階級向けの教養書でもあったという見方もあるそうです。