どうする家康と鯉 | tj-taxiのブログ

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鳥居忠吉の子孫の方とお話する機会がありまして、誰だったかな?と思っていると去年の大河ドラマの「どうする家康」の家臣のイッセー尾形が演じたよ、と言われ、あぁ、あの鯉を食べた人だね、と笑。それはドラマの中では家康の息子の婚儀に信長から送られた鯉が一晩の内に居なくなり、近くに背骨が発見(笑)された事件でした。当時家康は信長の臣下扱いでして、送られた鯉が居なくなった事が信長に伝わればその身がどうなるか分かったものではありません。

鯉好きな家来鳥居忠吉が食べた事が分かり、手打ちに致す、と思いきや鯉と家臣とどっちが大事かというストーリーでした。もちろん手打ちにされることはなかったのです。主君の家康と徳川家臣団の結束の強さを描いたエピソードでした。史実かどうかは不明です。

 

忠吉の子の元忠は関ケ原の戦いの前哨戦の伏見城で討ち死にしました。しかしそれまでの功績が後々の鳥居家の存続、領地加増に考慮される程の忠義が後世伝えられています。