今日のTLVは2006年2月に、税込1,320円で販売された「LV-N20a トヨタ救急車 FS45V型 玉川消防署」です。こちらのTLVは1960年代にセントラル自動車が製造していた「トヨタメトロポリタン型救急車(FS45V型)をモデルにており、bでは高崎市消防署仕様で、今回紹介するaでは東京消防庁玉川消防署所属仕様を再現しています。
トヨタメトロポリタン型救急車は現在のハイメディック救急車の先祖とも言えるモデルで、現在のワンボックスタイプの救急車ではなくライトバンタイプの救急車となっています。車体側面には玉川消防署という表記がタンポ印刷で再現されており、消防章や赤帯もタンポ印刷で入っています。
メトロポリタン救急車のフロントグリル部はトヨタ2代目(40系)の物と似た形状となっていることからトヨタクラウン救急車と間違えられる事もありますがシャーシは全く別物で、搭載されているエンジンも初代(20系)ランドクルーザー用のF型水冷直列6気筒エンジンとなっています。TLVではヘッドライトがクリアパーツで再現されており、消防章がタンポ印刷で再現されています。グリル部には前面赤色灯がクリアパーツで再現されており、ボンネット上にはモーターサイレンと広報用スピーカーが再現されています。
左右ドア部にはToyotaのエンブレムやドアハンドル、無線の表記などがタンポ印刷で再現されており、窓ガラス部にはタンポ印刷で磨りガラスが再現されています。こちらのTLVではドア開閉が不可能なので見にくいですが、車内の寝台(担架台)も再現されています。ルーフ上には単円筒形型赤色灯が取り付けられており、前後のバンパーはメッキパーツで再現されています。
車体後部は観音式扉となっており、ドア部には東京消防庁の表記や赤帯、ドアハンドルがタンポ印刷で再現されています。テールランプやウインカーランプ、後部補助赤色灯はタンポ印刷で再現されており、TOYOTAのエンブレムもタンポ印刷で再現されています。後部左ドアにはナンバープレート枠が再現されており、後部ルーフ上には作業灯も再現されています。トミカ通常品でも「40-1 トヨタ 救急車」として、後継モデルのFS55V型が販売されています。
こちらのTLVは動画29秒から実車画像と共に詳しく紹介しています。
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