LV-N 大都会01 日産 キャラバン 救急車(渋谷病院) | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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今日のTLVは2024年5月に税込5,390円で販売された、「トミカリミテッドヴィンテージネオ 大都会01 日産 キャラバン 救急車(渋谷病院) PARTⅢ 第7話 逃亡の滑走路 より」です。こちらのモデルは石原プロモーションが制作し、1976年1月から放送していた刑事ドラマ「大都会」に登場する劇中車を再現したシリーズで、TLVシリーズ第1弾となるモデルです。


TLV大都会シリーズの第1弾として販売されたのは1978年10月より放送が開始された大都会シリーズ3作目となる「大都会PARTⅢ」にて渋谷病院で使われている救急車を再現したモデルとなっており、ドラマ劇中で渋谷病院は石原裕次郎演じる宗方悟郎が勤務する救急指定病院となっています。


渋谷病院の救急車はPARTⅡではトヨタ初代ハイエースバンをベースにした車両でしたが、日産自動車が番組車両協力に加わったことで日産初代(E20型)キャラバン救急車をベースにしたものとなりました。TLVではスライドドアとバックドアの開閉が可能となっており、車内も救急車仕様となっています。


ヘッドライトはクリアパーツで再現されており、ウインカーランプはタンポ印刷で再現されています。キャラバンの車名エンブレムもタンポ印刷で再現されており、ナンバープレートは劇中同様に「品川88あ12-71」となっています。ルーフ上には単円筒形赤色灯とスピーカーが取り付けられており、車体には赤帯がタンポ印刷で入っています。


バックドア部には赤文字で渋谷病院とタンポ印刷で入っており、キャラバンの車名ステッカーもタンポ印刷で入っています。テールランプ類もタンポ印刷で再現されており、フロント同様にナンバープレートがタンポ印刷で再現されています。救急車仕様ということでリアバンパー部はステップ付きのものとなっており、ルーフ上には劇中同様に流線型赤色灯が2基設置されています。


車体側面には渋谷病院の表記がタンポ印刷で再現されており、ドアハンドル部はメッキ風のシルバー色タンポ印刷で再現されています。劇中では運転席ドアと助手席ドア部に赤十字マークが入っていますが、TLVではジュネーブ条約等の観点からか省略されています。タイヤは劇中同様にメッキホイールキャップを装着しており、窓ガラスパーツは磨りガラス風の印刷がされています。


車内にはストレッチャーが再現されており、車体左側には座席も再現されています。劇中でも2B型救急車相当の仕様となっており、おそらく実際の救急車仕様のキャラバンを劇用車として使用したものと思われます。今回TLVではキャラバン救急車仕様ですが、2024年10月には一般車仕様と移動交番車仕様が販売予定となっており、そちらは後部座席が再現された仕様となっています。


こちらのTLVは実車画像(劇中仕様レプリカ)と共に詳しく紹介しています。


TLV紹介台数 027台目