今日のトミカはトミカ通常品として1991年6月から2002年7月の間販売されていた、「35-3 三菱 パジェロ ビッグフット」です。こちらのトミカは通常品「69-4 三菱 パジェロ」のボディを流用し、タイヤを大型化した所謂リフトアップした仕様を再現したモデルです。三菱初代パジェロは1982年5月から1991年1月の間製造していた四輪駆動車で、トミカでは3ドアのショートをモデルにしています。
トミカは当初日本製でしたが、1998年頃に工場移転の関係か支那製に変更されており、ボディカラーも日本製ではダークブルーでしたが、新色としてブラック/イエローのものに変更となりました。トミカのアクションは同様に左右ドアの開閉のみとなっており、車体後部にはスペアタイヤがボディ一体型のモールドで再現されています。
ヘッドライトはシルバーでタンポ印刷で再現されており、フロントグリル部は別パーツで再現されています。前後のバンパーはシャーシ一体型のもので、黒色成形色のプラスチック製となっています。ボンネット部の黄色いデザインは元ネタがあるもかもしれませんが、詳細はわかりません。
この大口径のタイヤは1983年に発売された「ビッグタイヤシリーズ」にてNo.4として販売されたもので、他にもトヨタランドクルーザー(40系)とトヨタハイラックス、三菱ジープが販売されており、トミカ通常品でもランドクルーザー以外が販売されました。シャーシにはNo.4の表記があったが、その部分は潰されて横に通常品の番号であるNo.35と新たに刻印が加わっています。ビックタイヤシリーズについてはたかがトミカされどトミカさんのエトセトラにて詳しく書かれています。
こちらのトミカは動画45秒から詳しく紹介しています。
トミカ紹介台数 0416台目