トミカ27-11 日産 NV200 タクシー | 朝比奈武弘のトミカ集収録

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載しており、掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。2024年9月27日ブログタイトルをトミカ写真館から変更。



今日のトミカは2017年7月から2019年6月の間トミカ通常品で販売されていた「27-11 日産 NV200 タクシー」です。こちらのトミカはアメリカのニューヨーク市で2013年からイエローキャブ(タクシー)として採用されている日産NV200タクシーをモデルにしており、車内パーツも左ハンドル仕様となっています。ちなみに実車のNYC仕様は日本国内仕様と異なり、ホイールベースが若干延長されているようです。


トミカはベトナム製で、アクションは後部左ドアの開閉アクションです。テールランプは赤色のタンポ印刷で再現されており、日産のCIエンブレムがタンポ印刷で再現されています。後部ドアは実車に準じて観音式の扉となっており、モールドで再現されています。サイドにはNYCの表記がタンポ印刷で入っており、大きくTの表記も実車同様のデザインとなっています。


先述の通り後部左側のスライドドアの開閉が可能で、車内にはお客さんを模したと思われる人形が乗車しています。トミカ通常品では今のところ(2024年2月時点)最後となるスライドドア開閉アクションを有するモデルです。ルーフ上には行燈が取り付けられており、ホイールは黒鉄ちんホイールを模して黒色のものとなっています。どうせNYC仕様にするなら右側スライドドア開閉アクションにした方が良かった気はしますね。


トミカ紹介台数 0356台目


こちらのトミカは初回特別仕様も発売されており、初回限定トミカのこちらは日本国内で販売されているNV200タクシーを再現しています。NV200タクシーは2014年よりセドリック営業車(タクシー)の後継車種として、日本国内では2021年3月まで生産されていました。NV200タクシーは2009年5月に発売された日産NV200バネット(バネットとしては5代目)をベースにしており、ベースのNV200バネット自体は現在も生産されています。


トミカは同じくベトナム製で、アクションは同じく後部左側スライドドア開閉となっています。北米仕様とは別の金型となっており、後部ドアは跳ね上げ式のものとなっています。テールランプはタンポ印刷で再現されており、日産のCIエンブレムやリアガーニッシュがタンポ印刷で再現されています。サイドにはTAXIの表記がタンポ印刷で入っており、ホイールは通常品と異なりメッキのものとなっています。


こちらも左側後部スライドドアが開閉可能で、車内には人形が乗っています。ちなみに車内に人形が乗っているトミカは通常品「50-7 日産 GT-R レーシングカー」以来となります。ルーフ上に取り付けられた行燈も通常品とは異なる形状のもので、ルーフ上には通常モデル同様にサンルーフがモールドとタンポ印刷で再現されています。


通常品(左)と初回限定トミカ(右)ではグリル形状やフロントバンパー形状が異なっており、屋根の塗り分け等も異なっています。ヘッドライトはどちらもタンポ印刷で再現されており、日産のCIエンブレムと日本国内仕様のフロントグリル部もタンポ印刷での再現となっています。同じNV200でも日本国内仕様が通常品であればもう少し売れていたのかもしれませんが、残念ながら早い段階で廃番となり、トミカのバリエーションも日産車体非売品モデルぐらいしか存在しませ。トミカ通常品の後継車種はライバル車である、「27-12 トヨタ ジャパンタクシー」となりました。


トミカ紹介台数 0357台目


こちらのトミカは実車画像(さらばあぶない刑事劇用車日本国内仕様)と共に動画52秒から詳しく紹介しています。